「コロナのばかたれーっ!」突然取り乱す広島県観光連盟 帰省できない人たちに激熱メッセージ

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このコロナ禍、年末年始の帰省を泣く泣く諦めた人も少なくないのでは。そんな中、広島県観光連盟が首都圏の駅に掲出した捨て鉢だけど郷土愛あふれる異色のポスターが話題を呼んでいます。

「ばかたれーっ!!」という咆哮から始まるポスター。東京や横浜の主要6駅に21日から貼り出され、気づいた人からは「突然取り乱してどうした」と笑われながらも、「故郷に帰れないのでこのメッセージは泣ける」と多くの心に響いたようです。

文言はその後、「実はわたしたち、東京に住む同郷のみなさんへ、『帰っておいで』と帰省応援のメッセージをお届けする予定でした」「でもまたコロナウイルスのせいで、お蔵入りに……」と続きます。

そして「一体いつになったらみんなに安心して帰っておいでと言えるのか」「本当に寂しくて、悔しい想いです」としながらも、広島県観光連盟は「ばかたれーっ!」「わしらは負けんけえー!!!!」と振り切るように絶叫。最後は「みなさんの帰る場所は、絶対、無くなりゃあせん。じゃけぇもうひと踏ん張り、一緒に頑張ろうや。また会えるのを、待っとるけぇ」と結び、首都圏在住者に熱い思いのこもったエールを送っています。

担当者は「こんなときだからこそ、悔しい思いを皆さんと一緒に叫んで、『一緒に頑張ろう』『また会えるのを待っとるよ』という気持ちを届けたいと思って企画しました。もちろん広島県出身者に限らず、この広告をご覧になった方ひとりひとりが、少しでも元気になったり、前向きになったりすることに繋がればと願っています」と話しています。

掲出駅は東京、渋谷、大手町、池袋、横浜、新宿の計6駅。12月27日まで。

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