2020.12.12(Sat)

紙細工なのに本物の花みたい…繊細優美な「ペーパークイリング」の世界　SNSで話題に

　繊細優美な紙細工の花の画像の投稿が「綺麗」「すごく美しい」とSNSで注目されています。作者は「くみ ❁♬*」さん（@teamkumi）。独学で習得した「ペーパークイリング」という手法で作った作品だそうです。

　信じられないほど、細やかに作られた紙の花は、儚くも凛とした美しさで見るものを惹きつけます。くみさんは沖縄在住、細かい作業と小さいものが好きで、制作は夜にひっそりと行うのだといいます。YouTubeで制作動画を公開し、minneではペーパーアクセサリーなどの作品を販売しています。制作を始めたきっかけなどを聞きました。

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――独学で「ペーパークイリング」を始められたとか。

　ペーパークイリングはカラフルな紙や道具を使って花などを表現する手工芸です。元々、別ジャンルのハンドメイドの販売や講師活動をしていました。たまたま見かけた雑誌からクイリングというジャンルを知り、見よう見まねから地道にコツコツと練習して今の作風になっています。minneでの販売は3年ほど前からで、その他イベント出店などをしています。

――動画を拝見し、手先の器用さに感嘆しました。

　有難いことにInstagramでは海外のフォロワーが多く、動画の要望を多くいただきますが、仕事が忙しくなかなか動画を上げることができません。また時間を見つけて頑張りたいと思っています。

――制作するうえで大事にしていることは？

　その都度のインスピレーションで制作しています。気分が乗らないと完成までに時間がかかったり、逆に一晩で仕上がることもあります！花を試作して、それに合わせて周りを決める…という作り方だったり、本当にその都度の作りたい気分で制作しています。こだわりは…小さな花の世界。ミニチュアが大好きなので、できる限り小さく細かく繊細に！を心がけています。