落語に漫談、曲芸も…神戸のライブハウスで“こてこて”の2日間 桂文福一座が16、17日に公演

黒川 裕生 黒川 裕生

河内音頭や相撲甚句などの芸で「エンカイ(宴会)ティナー」の異名を持つ落語家の桂文福が12月16日と17日、神戸の老舗ライブハウス「チキンジョージ」で公演「文福一座お笑いライブセッション」を開催する。文福の落語のほか、ギター漫談や腹話術、南京玉すだれ、今では貴重となったこまの曲芸など、多彩な芸で師走のライブハウスを沸かせる。

文福は1953年、和歌山県生まれ。吉本興業時代には、関西ローカルのテレビ番組にも多数出演して人気を博した。現在は「落語で村おこし」を合言葉に全国を回り、「ふるさと寄席」の座長としても活躍。人権講演などで講師を務めることも多い。

和歌山出身のキングダムけんた(ギター漫談)が今年8月、ひょんな縁からチキンジョージで公演したのを機に、和歌山芸能県人会の会長を務める同郷の文福にもオファーがあり、初めて実現。一座を率いて出演する文福は「私たちの芸は場所を選ばない。神戸を代表するライブハウスでできるなんてありがたいことです」と本番を楽しみにしている。

出演者は、16日がキングダムけんた、千田やすし(腹話術)、桂文福。17日は桂まめだ(南京玉すだれ、小ばなし)、二代目伏見紫水(こまの曲芸)、桂文福。文福曰く「こてこての2日間」をお届けする。

いずれも18時開場、19時開演。3000円(飲食代別途1000円)。自由席。

申し込みは、チキンジョージまで。webmaster@chicken-george.co.jp

http://www.chicken-george.co.jp/

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