「鬼滅の刃」ではなく、まるで「ベルセルク」!? 小4女子が作った"何か違う感じ"の日輪刀が話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

映画化などのメディアミックスを経て人気沸騰中の漫画「鬼滅の刃」(集英社)。

各家庭では「日輪刀」「禰豆子箱」など作品に登場するアイテムを自作する人が増えているようだが、今SNS上では"何か違う感じ"に出来上がってしまった日輪刀が大きな注目を集めている。

きっかけになったのは漫画家「えむふじん」さんの投稿した漫画。

工作好きなお嬢さんが日輪刀を自作したのだが、出来上がってきたそれは日輪刀というより別の漫画「ベルセルク」(白泉社)で主人公のガッツが使う巨刀「ドラコン殺し」。そのあまりに太くたくましいフォルムにSNSユーザー達からは「確実に鬼(無惨)の息の根を止めるという意思が伝わりますね。」「鬼を一撃で倒す為に武器の大型化が進み一撃必殺型の呼吸を生み出すところまでは読めた」「それは剣というにはあまりにも大きすぎた 大きく 分厚く 重く そして大雑把すぎた。」など数々のコメントが寄せられている。

えむふじんさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):話題の"何か違う感じ"の日輪刀ですが、お嬢さんのキャラクターも絶妙ですね。どんな性格なのでしょうか?

えむふじん:小学校4年生です。明るく陽気な性格で工作が好きです。きっかけらしいきっかけは覚えていませんが、昨年の今頃アニメを見て「鬼滅の刃」にハマりました。

中将:日輪刀はどんな素材で作られているのでしょうか?分厚くなってしまった理由が気になります…。

えむふじん:素材はダンボールに折り紙で色付けして作りました。最初はもう少し細く作ろうと思ったようですが、強度が足りなかったようで結果的に太く大きくなったようです。

中将:強度!発想的には「ベルセルク」そのものですね(笑)。お嬢さんは他にどんな作品をつくっておられるんでしょうか?

えむふじん:ダンボールが好きなのでお店屋さんごっこのお店を作ったりしています。

「鬼滅の刃」関連でも日輪刀に続いて炭治郎のお面も作っています。

中将:すごい創作意欲を感じますね!これまでの反響についてご感想をお聞かせください。

えむふじん:Twitter上では1.3万RTもあってとても驚きました。「笑ったです」とか、作ったことへの熱意ですとかを褒めてくださったり、ポジティブな反応が多くて私も嬉しくなりました。

「えむふじん」さんプロフィール

関西在住。「日常を取り扱ったエッセイだが、ギャグ漫画として読んでもらえるようにエンタメ性を高く描く」をモットーに日々執筆中。2020年、ブログ「えむふじんがあらわれた」で配信していた「小学生エムモトえむみの勝手きままライフ」が書籍化。

公式ブログ「えむふじんがあらわれた」:https://mfujin.blog.jp/

※読者登録リンク:https://mfujin.blog.jp/_/oa_notifier

公式Twitterアカウント:https://twitter.com/mshimfujin

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現在、えむふじんさんは毎日12時にTwitter上で漫画を公開中。今回紹介した日輪刀を作ったお嬢さんもたびたび登場するので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

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