SNSに載せるなら完食した画像もアップして…「インスタ映えの作法」が話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

完食した画像も載せるべきだという「インスタ映えの作法」がSNS上で大きな注目を集めている。

きっかけになったのはSNSユーザーのムラサキさんによる「インスタ映えってのは両方あげて初めて映える!残すな!」という投稿。

たしかに近年「インスタ映え」したいがために、料理を注文したのに撮影だけして残してしまう人があらわれ大きな問題になっている。そういった風潮に一石を投じるムラサキさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは「ご姿勢、立派です。食材と作り手への感謝を忘れて何が"映え"か」「店員さんも作ったかいがあったってもんだ…」「イイ事言うぜ、シビれるねェ!!!」など数々のコメントが寄せられているのだ。

今回の投稿についてムラサキさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):インスタ映えのためだけに料理を注文して粗末に扱ってしまう人の存在はよく問題になっていました。こういった問題についてムラサキさまのご感想をお聞かせください。

ムラサキ:料理を目で味わうのも大事ですが、やはり美味しく食べてこそだと思います。食べない物、食べられない量を注文するのはあまり好ましく思えないです。

中将:そういう行為にNOを突きつけるムラサキさんの投稿には痛快さを感じました。今回の投稿をされようと思ったきっかけをお聞かせください。

ムラサキ:今回の投稿のきっかけは「お店で料理を注文したのにほぼ食べずに帰った人がいて、やるせない気持ちで料理を廃棄した」という飲食店の方の声を聞いたからです。

中将:ムラサキさんの投稿に同調するコメントが多数寄せられていますね。

ムラサキ:まさかここまで反響があるとは思いもしませんでした。同じように食べ残しを嘆いている人が多くいることへの嬉しさと、食べ残しが多いことへのやるせなさを感じました。

 ◇ ◇

「日々何気なく食べている物にも、必ず色々な人が関わっているということに関心と感謝を持って欲しい」というムラサキさん。今回の投稿をきっかけに少しでも食べ物を粗末にする人が少なくなることを願いたい。

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