お風呂から出てきて、震える声で「ごめんなさい…」ピュアすぎる8歳女子とお母さんの言葉に、ネット涙腺崩壊

太田 浩子 太田 浩子

 どんなときも、子どもにじっくり向き合いたい。そう思っていても、実際は日々の生活で余裕がなく、ゆっくり話を聞かずに怒ってしまうことも多い子育て。ある親子のやりとりが、ツイッターで話題になりました。

「お風呂から出てきた8歳次女。震える声で『ごめんなさい…』というので、何事かと思ったら『自分で作ったおりがみの舟をおふろに浮かべてみたくてこっそり持っていってんけど、溶けちゃってん がんばってんけど、ぼろぼろであつめられなかったの…うわああ』って号泣。かわいすぎて私も泣く」

そして、お母さんと次女ちゃんと、11歳の長女ちゃんをまじえて会話が続きます。

私「そうかあwそれはショックやったなww(隠しきれない笑い)」
8歳「ふつうの折り紙だと溶けちゃうかなって思ったから、丈夫な紙でやったけどダメやってん〜〜〜(号泣)」
11歳「じゃあ、今度自由研究にしたらいいよ」
私「それいいやん!いろんな紙で実験してみようよ。きっと面白いよ!」
8歳「うん…」

お母さんは続けます。「失敗しちゃったのはしょうがないね。どうすればよかったと思う?」次女ちゃんは考えて、まずちっちゃな洗面器でやってみたらよかったと考えます。そこで、いろいろな紙で舟をつくって、洗面器に浮かべる実験をすることにしました。

この話にツイッターでは、
「事の一部始終全てがかわいい~(*´∇`*) いっぱい考えて考えてのごめんなさいだったんでしょうね(´-ω-`) 長女ちゃんも素敵だなぁ~」
「可愛すぎておばちゃんも泣く」
「なんて素敵なご家族…自由研究、楽しみです!」
「笑っちゃいけないんだろうけど笑っちゃう 可愛い」
「お子さんかわいいしお母さんの働きかけがステキすぎます!」
「こんな風にのびのび育ててあげたい。うちは余裕なさすぎてカリカリママです猛省…改善していきたい」
「ツイート見てて初めてもらい泣きしました ピュアすぎる」
「こういう親に、私もなりたい」
とコメントが集まり、1.8万リツイートと16.2万いいねがついています。

 次女ちゃんはそれから、紙の種類やサイズを変えたり、セロテープを貼ってみたりして実験を繰り返し、現在は洗面器で舟を5時間浮かすことに成功しています。ツイートしたお母さんは「なちゅ。(@itacchiku)」さん。「元のリプ欄でヒントやおすすめ素材をたくさんの方に教えていただきましたけど、もうしばらくはノーヒントで本人に任せたいと思います」と次女ちゃんの実験を見守っています。「なちゅ。」さんは、2人の娘さんがASDやADHDで、自身もADHDだとしたうえで、普段から子育てや生活に関するさまざまなツイートをされています。

 次女ちゃんの性格は「アイデア豊富で思いやりのある子ですが、繊細で傷つきやすい優しい子でもあります」「いろんなことを考えたり知ることが好きな子ですね!」とし、今回の次女ちゃんへの対応について、こう語ってくれました。

「小さな頃から怒られたり否定されると極端に萎縮しやすい繊細な子だったのもあり、普段からいきなり怒らずに、本人の話を聞き、こちらの気持ちや考えは出来るだけ丁寧に伝える事を大事にしています」

「とはいえ、子供に伝えるということはとても難しく、娘たちとのやりとりの中で親の方が何度も失敗もして、鍛えられていますね」

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