タレントの中川翔子(35)が、尽きぬ猫への愛を語ります。現在ともに暮らす9匹から、ピンク(メス、3歳)、みかん(オス、4歳)、メポ(オス、3歳)を紹介。また、4月に19歳で亡くなったちび太(オス)との思い出を振り返ります。
保護猫カフェ出身
ピンクちゃんは保護猫カフェ出身なんですけど、野良猫時代の写真を見ると毛がぼさぼさで目つきも鋭くて。でもウチに来てしばらくしたらフワッフワに大変身。長毛で今メチャクチャ美少女になって、シンデレラだなって感じました。
コロナの期間にお仕事がなくなっちゃった時にも、リモートで猫の番組からいくつかお話がありました。ピンクちゃんの映像出演とか、同じ保護猫カフェから来たみかんっていう子も、臆病な茶虎なんですけど、私の部屋のドアノブを立ち上がって開けて入っていくという特技を身に付けたんです。ムービーを撮ってツイートしたら出演のお話をいただいて(笑)。だから、ちょっと感謝してます。
毎晩腕の中で…
メポは赤ちゃんで近所の知人からいただきました。うちに来た日から自分でベッドに登りました。ストレスがたまった時、仕事が忙しくてしんどい時、メポが毎晩一緒に腕の中で寝てくれるので、本当に助けてもらっています。スカートの中に入るのが大好きなのでわざとロングスカートはいたり、お風呂に一緒に入りたくてフタの上で半身浴してくれたり…。言葉は通じなくても心で通じ合えてる、そんな存在です。
10代から一緒
この春に19歳で亡くなってしまったちび太は、私が16歳の時に近所の張り紙を見てもらいに行った子。10代、20代、30代、ずっと一緒に過ごしました。去年すごく弱ってしまった時、それでも一生懸命ミルクを飲んで立ち上がって頑張ってる姿を見て「ちび太の聖火ランナー」っていう絵本を書いたんです。五輪の年までちび太が頑張って生きてくれますようにって。そしたら私に聖火ランナーのオファーが来て…。春についに天国に行ってしまったのですごく悲しかったんですけど、いっぱいそういう奇跡をくれたと思うと、すごく力をもらいました。
本当に猫たちに助けてもらってばっかりの人生です。無償の愛をもらいまくっているので、少しでも何かできないかと、保護猫施設に寄付させていただいたり、マミタスっていうブランドでも売り上げの一部を寄付させていただいたり、キャットフードの支援もやらせてもらっています。一匹でも猫が幸せになってくれる未来でありますようにと、いつも思っています。
◆中川翔子 1985年5月5日生まれ。東京都出身。04年に開始したブログで人気を集め、06年に歌手デビュー。漫画や特撮、ゲームなどに造詣が深く、幅広く活躍。今年4月にはYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を開設。10月からTOKYO MX「音ボケPOPS」メインMCを務める。日本テレビ系アニメ「ハクション大魔王2020」のエンディングテーマ「フレフレ」が発売中。
◆ピンク、みかん、メポ、ちび太メモ
【性格】甘えん坊(ピンク、みかん)、元気な陽キャ(メポ)、男らしい(ちび太)
【特技】肉球でマッサージ(ピンク)、二本足で立ってドアを開ける(みかん)、お風呂場の戸を「シャイニング」ばりに顔でこじ開ける(メポ)
【好きな食べ物】ちゅーる(ピンク、みかん、メポ)
【好きな場所】窓のそば(ピンク)、ソファ(みかん)、しょこたんの腕の中(メポ)、しょこたん母の腕の中(ちび太)