ニュル~「やっぱり猫は液体だった」…階段の降り方をおぼえた子猫の、独特すぎるやり方が話題

太田 浩子 太田 浩子

 綾峰 劉次(@ayamineryuji)さんの実家で飼っている生後4カ月のなずなちゃんが、登れるけど降りられなかった階段の降り方をついに発見! ところが、その降りる姿が独特すぎて可愛いと話題になっています。その降り方とは、階段にできるだけ体をくっつけて、ニュルニュル~っと(笑)。

 リプや引用ツイートには「ほんと液体ですね。」「にゃんたい動物」「液体になることを覚えた…ぬこ可愛っよ」「ヤバイ。可愛すぎる。」「骨が入っとらんやろ(笑)」「スライム降り…」「ぬるり…」と多くのコメントがつき、1.2万リツイートと4.1万いいねとなっています。こちらの猫ちゃんのことを綾峰さんに聞きました。

──なずなちゃん、どうしてこんな降り方に?

 ウチの家の階段に、少し螺旋のように中央が狭くなってる部分があるんですが、どうやら初めて階段に行った時に、そこで3段分くらい踏み外して落ちちゃったらしいです。
 それから、降りるのを少し躊躇するようになり、あの降り方を覚えたみたいです。1段ずつ高さ確認してずり落ちてます(笑)。

──頭がいいですね! なずなちゃんはご実家の猫ちゃんなんですね。どのような出会いだったのでしょう?

 6月4日の夕方頃に母親が洗濯物を取り込んでる時に庭先で1匹の猫を発見しました。胎盤とへその緒が付いてる状態で産まれたばかりの様子でした。タオルで包んで病院へ連れて行くと口蓋裂で3日ももたないかもしれないと診断されました。そのコは、ミュウと名付けました。

 病院から帰った夜、再び庭先から鳴き声がして、2匹目のなずなを発見。次の日に病院へ連れていったところ、なずなの方は身体が小さいのと虫の卵が付着していた以外は異常無しでした。

 ミュウは、ミルクが上手く喉を通らずスポイトで少しずつ与えていましたが、やはり栄養が足らなかったのか1週間足らずで看取りました。

──そうでしたか…。

 もしかすると、誰にも知られることなく一生を終えてしまってたのかもしれないなずなが、こんなに元気になり更にはこんなにも多くの人に知ってもらうことが出来たのが嬉しい反面、ミュウ(兄ちゃん)の存在が少し薄くなっていくような気がして、急遽追記でミュウのことも投稿させてもらいました。

 そっちのツイートも多くの人から反応があり、ちゃんと2匹のことを知ってもらえてとても嬉しく思います。本当にありがとうございます。

──最期までちゃんとお世話をしてもらえて、ミュウくんはきっとなずなちゃんを見守っていますね。ご両親は、猫ちゃんを飼うのは初めてなんですか?

 母の猫好きを知って、知人から捨て猫を紹介されることがあり、今回で3度目(4匹目)です。何故か代々「ミュウ」と名付けていたので、今回兄ちゃんの方を3代目ミュウとして名付けてました。

 母は、仕事を辞めてから少し元気がなくなったような感じを受けていたんですが、最近「なずなにこんなことがあったよ」とLINEをよく送ってくるようになり、なんだか活発になったような気がします。

──お父さんは飼うことを反対されていたとか。

 猫好きで猫を飼いたいと言っていた母に「必要ない」と突っぱねていた父が、なずなを病院へ連れて行った帰りには必要な物を購入してくれました。本人は認めませんが💦もともと天邪鬼なところがあり、「面倒だ」だとか「世話はお前(母)がしろ」などという割に、外の匂いが必要だろうと庭の草をタオルで包んで簡易の匂い袋を作ったり、近くに寄ってきたらオヤツを与えたりとなかなか楽しそうにしてます。

──うふふ…あるあるですね(笑)。綾峰さんもかわいくて仕方がない?

 実はまだ、なずなに会えてないんです。コロナの影響もあり、帰りたいとは思ってるんですが、なかなか…。この騒動が落ち着いたら、1度実家に戻って会ってこようと思ってます。

──早く会えるといいですね!

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