人類の肉体はいつの間にか富山県に侵されていた!?富山県PRのために掲示されたポスターが話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

富山県をPRするために掲示されたポスターがSNS上で大きな話題になっている。

件のポスターはJR北新地駅(大阪市)に隣接する「みちまちスクエアきた」で開催中の「日本列島心のふるさと観光展」の富山県ブースで掲示されているもの。

「あなたの身体の中に潜む富山県」というショッキングなキャッチコピーと共に、人間の左手を富山県とその周辺地域に見たてたデザインのポスターはたしかにいろんな意味で異彩をはなっている。

※ポスターを紹介し大反響になった栗坂こなべさんのツイート

「人類の肉体はいつの間にか富山県に侵されていた……!」

このポスターはどのような方が、どんな意図をもって制作したのだろうか?その謎を解き明かすため観光展の主催者に問合せたところ、このポスターをデザインした近畿富山県人会の髙林英夫さん(78歳)とお話するを機会をいただくことができた。髙林さんは富山県出身で現在は大阪府岸和田市在住。今回の観光展では富山県内の観光地を描いたスケッチ画を展示されているらしい。

中将タカノリ(以下「中将」):髙林さんのポスターがSNS上で大反響となっていますが、ご存知でしたか?

髙林:全然知りませんでしたが有難いですね。

中将:このポスターはどのような意図で制作されたのでしょうか?

髙林:山、川、海など自然あふれる富山県の魅力をみなさんに知っていただきたいと思いデザインしました。富山県はみなさんの身体の中に潜んでおりますよと言うことで、少しでも富山を身近に感じていただければ嬉しいです。

中将:「左手を軽く握ると富山県に見える」というのは富山の方にとっては常識なのでしょうか?

髙林:いえ、おそらくそれは私しか言っていないと思います。

中将:公の場所でこのポスターを掲示されるのは今回が初めてですか?

髙林:はい。これまでは県人会の仲間くらいにしか言ってこなかったので、多くの人に知ってもらいたいですね。

 ◇ ◇

長年あたためていたアイデアが公開直後に大反響を得た髙林さん。これからもデザインやスケッチを通して富山県の魅力を発信し続けていただきたいものだ。

なお、僕も髙林さんのポスターどおり左手を握ってみたところ……いた!富山!

読者のみなさんもぜひ左手を軽く握って、身体に潜む富山県の存在を感じていただきたい。

「第153回 日本列島心のふるさと観光展」
【期間】8月6日~8月19日
【会場】みちまちスクエア
大阪市北区梅田1-1-7地下2F
【入場料】無料
JR東西線北新地駅東改札すぐ
【展示内容】全国各県、市町村の観光PR情報、定住情報、ふるさと納税等のポスター、パンフレット、チラシの展示。
【主催】NPO法人日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会

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