「夫の弟と私が同じ高校だったの。卒業から13年後に同級生と集まった際に、たまたま夫がついて来たのがきっかけで交際がスタートしました。結婚してから24年になるわ」
ご主人思いのメアリーさんがとった行動は皿洗いだけではありません。ほかの入居者の家族も安全に老人ホームを訪問できるようにと、フェイスブックでサポートグループを作成。改善を求めました。
「入居者を守るために隔離してきたけれど、このままだと孤独が入居者を殺してしまう」
難しい問題だと理解しながらもフロリダ州知事に良い解決策を見つけてほしい、とメアリーさんは訴えかけています。
実は私のパートナーの95歳の祖母はカリフォルニア州サンディエゴの老人ホームにいますが、いまだに家族の訪問は許されません。運よく1階に住んでいるので窓越しに会話は可能ですが、安全のため、窓を開けるのは15センチほど。空気イスのような態勢になって、しゃがまないと様子もうかがえません。1日でも早く、入居者のご家族が安全に老人ホームを訪問できるようになってほしいですね。