清水ミチコが明かす、令和時代のモノマネ事情と心構え「今の時代はすぐに炎上」

石井 隼人 石井 隼人
令和時代のモノマネ事情を語る、清水ミチコ(撮影・石井隼人)
令和時代のモノマネ事情を語る、清水ミチコ(撮影・石井隼人)

根底にあるのは風刺の精神かもしれない。「その辺の一般女性の顔に落書きすると“可哀想!”と言われるけれど、権力者や強そうな人だとなんだかわからないけれど笑えてしまう。超有名なモナリザの顔に髭を描き加えたくなってしまう、そんな感覚かなぁ」と自己分析する。

権力者や強そうなものを面白がる性格は幼少期からのもの。「そもそもウチの一家がそんな性格。聞くところによると曽祖父が近所でも有名なウソつきで、自分の楽しみのためだけに他愛のない嘘をつくような人だったそうです。私の中には清水家の“人を冷かしたい”という血が脈々と流れているので、これからも治ることはないでしょう」と天命としている。

『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』では、スマホを使いこなし、町の中華屋・全中華で出前をとる老婆・トルネード婆々をゴスロリ風ファッションで怪演。

「この役が決まる前に、知り合いの脚本家・中園ミホさんから紹介された占い師に“今年はビックリするような役が決まる”と言われました。蓋を開けてみたらこのトルネード婆々。占いって当たるよね」と驚いている。

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