清水ミチコが明かす、令和時代のモノマネ事情と心構え「今の時代はすぐに炎上」

石井 隼人 石井 隼人
令和時代のモノマネ事情を語る、清水ミチコ(撮影・石井隼人)
令和時代のモノマネ事情を語る、清水ミチコ(撮影・石井隼人)

昭和・平成を駆け抜けてきた伝説的ロボット・ロボコンが、7月31日公開の映画『がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻』で約20年ぶりに令和の時代に大復活。

新キャラクターのトルネード婆々を演じるのは、昭和・平成を数々のモノマネ&パロディネタで駆け抜けてきたタレントの清水ミチコ(60)だ。「隣人は芸のこやし」を座右の銘に日夜新ネタに励む清水が、令和時代のモノマネ事情と心構えを明かす。

デビューした昭和の時代とは違い、現代はSNSの登場で人と人とのいい距離感が保たれづらい時代。モノマネやパロディを演じる際にも配慮が加わったという。「正義感を振りかざしたり、過剰に政治風刺をやったりすると今の時代はすぐに炎上します。昔はもっと攻撃的に表現していましたが、今は初めから丸い感じでやるように意識しています」と時代に合わせた変化を実践している。

表現方法は時代の空気感とともに変わったかもしれない。しかし人を見る眼差しは時代に関係なく変わらない。「自分に自信がある方や権力を手にしている方を見ると“オイシイぞ!”と感じてしまいます。田中真紀子さんや小池百合子さん、それに瀬戸内寂聴さんやユーミンさんなど、トップを走る方を見るとついついマネをしたくなってしまう」と笑う。

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