先が見えない状況ではあったものの、休みを有意義な時間と捉えて、あえて頭を空っぽに。「仕事をしているときの方が色々と考えてしまうので、自粛期間中は改めて自分を見つめ直す時間というよりも、何も考えない時間でした。時間に余裕があるのは、気持ちの面でも健康面でも大切なこと。詰め込み過ぎるよりも、ある程度の余裕があった方がいいものも作れるのではないかと思いました。自分にとって、いい充電期間になりました」と人生初のステイホーム期間を振り返る。
主演作『君が世界のはじまり』では、大阪の端っこの町に住む女子高生・縁をつとめた。「これまで関西弁の役をやってこなかったので、素の自分に近いと思う反面、今までとは一味違う自分を見せることができたのではないかと思っています」と手応えあり。
東京生活は5年になったが「お仕事では標準語ですが、プライベートでは関西弁。だからイントネーションのブランクはないんです」と意外な素顔を明かしている。