「私運転できないの…」友人の車をタクシー代わりにする非常識なママ友!

島田 志麻 島田 志麻

私の友人は運転が上手です。彼女は運転歴が長く、事故を起こしたこともないため、どこへ行くにも車を利用しています。首都高や阪神高速だってヘッチャラ。いつも自分の子供たちを連れて、いろいろな所へ遊びに行っています。

しかし、そんな彼女が珍しく車のことで悩んでいました。それは彼女のママ友達B子に「タクシー代わりにされている」からだそうです。どういうことなのか、詳しく話を聞いてみました。

友人とB子が出会ったのは、子供の保育園がきっかけでした。ある日何人かで子供同士を遊園地に連れて行くことになり、車を何台かに分けて相乗りして遊園地に行くことになりました。運転が得意な友人は、ペーパードライバーで運転ができないB子親子を車に乗せます。

そこでつい、自分が車の運転を得意とすること、どこへ行くにも車を利用していることを話してしまったと言います。B子はそれを聞き、

「私は運転できないからうらやましい」

「また今度どこかへ連れて行って」

と言いました。友人はそのときは冗談半分で言われたと思ったのですが、後日、それが冗談ではないことが分かります。

遊園地に行った数日後、友人の家にB子から電話が掛かってきました。非常に焦っている様子で、

「息子が高熱を出した。タクシーを呼んでも捕まらないから、救急病院へ車で連れて行ってほしい」

とのこと。B子が困っているのが分かった友人は、親子を乗せて救急病院へと向かったそうです。診察は2時間待ちだったそうですが、

「帰りのタクシーが捕まらなかったら困る」

と言われ、診療が終わるまで待たされたあげく、家まで送ったそうです。

その後も、

「水をたくさん買いたいから車を出してほしい」

「子供が疲れちゃって歩けないから迎えに来れないかな?」

など、何かにつけて車を要求されているそうです。

私はあまりにもそれは非常識なので、断るように言いました。しかし、一度車に乗せたが最後、3日に1度のペースで、

「私運転できないから…お願い」

と連絡が来るそうです。

私たちはB子の要求をどうすれば断ることができるかを考え、良いアイデアを思いつきました。それは、

「ほかの親子を車に乗せた際、ちょっとした事故に遭い、子供が怪我をしてしまった」

という嘘のエピソードを伝えることにしたのです。これにより

「もう怖くて他人を乗せることはできない」

と伝え、B子に車への同乗を断ることにしました。

後日、B子への効果はてきめん。しぶしぶと、じゃあ仕方がないね、という返事が返って来ました。しかし、そのメールにはこのような文面も添えられていました。

「時間が経って人を乗せられるようになったら連絡して!そのときは一緒にコストコ行こうね!」

最後まで他人の車を自分の車のように扱うB子。友人は車の縁が切れたのをきっかけに、二度とB子とは会わないようにしているそうです。

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