実物大(?)カオナシの完成度に驚きの声 足元の“透け感”まで見事に再現…画像の加工じゃありませんよ!

黒川 裕生 黒川 裕生

皆さま、お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。

昨年夏、アニメ「妖怪人間ベム」のベム、ベラ、ベロの異様に再現度の高いマネキン制作で注目を集めたよすけの工作さん(@yosuke_kousaku)から、「新作ができました」と編集部に連絡が来ました。次は何だろう。ベムと同時期にテレビ放映されていた「巨人の星」とか「サイボーグ009」とか「ファイトだ‼︎ピュー太」とかそのへんかしら?……と思いきや突然のカオナシ!!!

よすけの工作さんは、神戸市在住の50代男性。普段は洋菓子や和菓子の包装資材を販売する会社を営んでいるそうです。

ご存知の通り、カオナシは宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」に登場するキャラクター。それにしてもこのカオナシ、足元がちゃんと透き通っているように見えますが、画像の加工が疑われます。それとも目の錯覚でしょうか。

「いいえ、塩ビ板を加工して作りました。ちゃんと映画の通り透けて見えるよう塗装を工夫しました。制作期間は5カ月ほどです」

そうでしたか、それは大変失礼いたしました!

Twitterでも「めっちゃ可愛いんですけど!」「足元が透けてる!」「すげえ」といい感じの反応が寄せられています。あらためてよく見ると、お面の再現度も目を見張るクオリティです。

それにしてもベムからカオナシに飛躍したのには意表を突かれました。

「カオナシを選んだのは、若い子からお年寄りの方まで誰もが知っているからです」

ちなみにカオナシの大きさは180cm。現在はよすけの工作さんの会社の中で、ベム、ベラ、ベロと一緒に置いてあるそうです。そういえば、確かベムは190cm、ベラも170cmほどあったはずですから、全部並ぶとなかなか威圧感がありそうですね。あ…あ…。

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