納豆好きにはたまらないパスケースが爆誕しました!何とパスケースになっちゃったんです!これであなたも通勤通学の改札タッチのたびに納豆ごはんを食べたくなっちゃうかもー!?…いや持って。なぜこんなことに…?企画開発は他に類を見ない発想と実現力で個性的(過ぎる)雑貨を世に放ち続けるフェリシモの「YOU+MORE!」。商品開発の経緯とデイリーユースの心構えについて聞きました。
改めてご紹介しましょう。こちらは「糸を引く!ネバネバ納豆パスケース」。企画開発したのは『まだ世にないものを』生み出し続ける同社ヒットプランナー、楢崎友里さん。過去には、リアル過ぎるアザラシのぬいぐるみや意味不明なチャームを発揮する牡蠣のぬいぐるみを企画した鬼才です。
ちなみに今回は3月のYOU+MORE!の商品案のテーマが『和食』だったので、和食と言えば納豆でしょ!と、モチーフからアイデアを考え始めました、と楢崎さん。いや「納豆でしょ!」って言われても…。
―常人の発想の斜め上を行く商品です。
「ありがとうございます!納豆といえば『粘り気』『糸を引く』が特徴なので、糸がのびるキーリールというアイデアは割とすぐに思いつきました」
「白い糸が1本ではあまり納豆のねばりけに見えないので『3本糸を引く』、という企画書を描いたことが後々自分の首を絞めることに……」
―(もうどこからツッコめば)糸の部分は…3本も…?
「通常のパスケースだと『糸の色は黒』『1本の糸がのびる』ものが多いのでそもそもまず白い糸のリールを探し、それを本体に3つ内蔵する、という仕様に仕上げるのが難しかったです」
―そんな苦労が。
「はじめは工場の方からも『構造上2本が限界』と言われていたのですが、3本入れたい!その方がネバっと糸を引いてる感じが出るから!とお願いしてどうにか3つリールを入れていただきました」
―良かったですね…。
「白いリールで、3本入れても引き心地が重くならず軽やかなものを探していただき、白い糸を出す位置も均等に3本出るのではなく、不均等にし、納豆の粘り気にみえるよう工夫しました」
―通勤通学疲れもふっ飛びそうです。
「そうですね、正直日常使いにちょっと勇気はいると思うのですが、改札を通過する一瞬周りの人を笑わせる気持ちで使っていただけたらとてもうれしいです」
―笑いを取りにいくぞ!と。
「他にはないアイテムですので、納豆好きさんにはとくに使っていただきたいです!手元でねば~っとリールを引くと、思いのほか楽しいのでぜひたくさんの人に試していただければ」
■「糸を引く!ネバネバ納豆パスケース」2310円(税込)