京都や奈良のお土産として販売されている、攻めすぎているクリアファイル…その勢いが止まりません。マンガ風の吹き出しの中に、ご当地のモチーフを盛り込みながら、有名アニメをパロディにしたフレーズが描かれたものですが、このたびなんと「東京バージョン」の商品が誕生してしまいました。2月5日から7日まで東京ビッグサイトで行われた「東京ギフトショー」で発表され、ブースに来られた方々からは大変好評価だったとのこと。ただ、私の知っている東京のイメージとちょっと違う気もして…あらためて本当に大丈夫なんでしょうか。
なにはともあれ、論より証拠。東京バージョンの商品はこんな感じです。
・シースーミーノーよろピくね
・ザギンで食べたシースーの数をおぼえているのか?
・GEEYYYROPOOONNNNN!!(ギイイイイロッポォォォォンンンー)
・見せてもらおうか東京の通勤ラッシュの凄まじさとやらを!
京都・奈良バージョンの商品をご存知の方は…取り上げられているアニメ作品が、ほぼ同じなことに気が付かれていると思います。また、それぞれ裏面には「『東京』に行ってきました!!」と、奈良・京都シリーズと同じく高めのテンションで描かれています。
同商品を開発・製造しているのは、京都の土産物や絵葉書の製造・卸を手掛ける山口青旭堂(やまぐちせいきょくどう)です。商品開発の担当者に話を聞きました。
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―いやはや、先日奈良・京都バージョンの商品をご紹介したばかりですけど、東京バージョンまで作ってしまうだなんて。
「東京バージョンは現状では全7種類のラインナップです。新商品を展開することで、弊社のクリアファイルのシリーズについて、もっと世間のみなさんに知ってもらいたいと思った次第です」
―しかし、東京ですよ。東京のお土産なんて山ほどあるのに。勝算はあるんですか?
「京都・奈良バージョンでもそうですが、既存のお土産商品との住み分けは出来ていると思います」
―どのような人たちに買ってほしいと思って作られましたか。
「やはり日常に『フッ』と和みですとか、癒しを素敵に織り込んでいただける方々ですね」
―ちなみに、今回のフレーズやデザインを考えるにあたって特に意識されたことはありますか。
「このシリーズの特色であるパンチ力にこだわらせていただきました」
―うーん。個人的にはザギンとギィロッポンに対する執念のようなものを感じてしまいますが…。ちなみに、東京ギフトショーの反応はいかがでしたか。
「ブースに来られた方々からも上々の評価を頂けました。特に23区民があらわれるクリアファイルが人気で、「これはヤバイ(笑)」「これはオモシロイ(笑)」…と、必ず笑いが最後にありました」
―いつから販売予定ですか。また、どこで購入できますか。
「ギフトショーから日浅ということもありまして、現在商談中でございます」
なるほど!東京のお店でファイルを見つけられる日も近いかもしれせんね!楽しみにしています!
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京都・奈良バージョン同様に、同社のオンラインショップから購入できるように検討中だそうです。
■山口青旭堂オンラインショップ http://seikyokudo.jp/