あの歓楽街の雰囲気を自宅で再現できる! カプセル玩具「スナック看板マグネット」が話題

浅井 佳穂 浅井 佳穂

 忘年会シーズン真っ盛り。千鳥足でネオン街を歩いて、なじみの店を探す人も多いはず。そんなとき目につくのが、ビルから通りに突き出したスナックの看板。どこかで見たことがあるようなデザインがカプセル玩具(ガチャガチャ)で再現され、ツイッターなどで注目を集めています。

 「突き出し看板」の玩具を発売したのは、カプセル玩具の製造・販売を手がける奇譚[きたん]クラブ(東京都渋谷区)という会社。サイズは幅5・5センチ、高さ3センチ、奥行き1・5センチで全6種類あります。ビルに取り付ける側が磁石になっている上、電球と電池を内蔵しているのが特徴。暗い部屋で数個並べて点灯させると、一気にネオン街らしい風情になります。

 デザインも凝っています。「カラオケスナック歌譜世流(カプセル)」は、当て字がいかにもスナックっぽい。お客さんの歌声が外まで響いてきそうです。ピンク色の「パブ&スナック ニューマグネット」は、レトロな書体が昭和な雰囲気を醸し出しています。

 シックな茶色の「club Kitan」は、小じゃれた店でしょうか。ウイスキーの水割りを注文したくなります。ほかにも日本酒や焼酎のメニューが豊富そうな「酒処のんだくれ」や「スナックふちこ」などどれも味わい深いです。

 しかし、なんでこんな玩具を作ったのでしょう。奇譚クラブに聞いてみました。

 製作のきっかけは、企画担当者が飲食店街特有の雑然とした風景が好きだったことだそう。「あの雰囲気を自宅の冷蔵庫などで再現できたら、家飲みでもものすごく気分が上がるのではないか」と思いついたのだとか。確かに、自宅でも飲食店街の雰囲気が味わえそうです。

 12月7日の発売以降、ツイッターで話題沸騰。「全種類が欲しくなる」「良い味出しすぎて困る」などの投稿が相次いでいます。

 年末はぜひ、暖かい自宅の室内でネオン街を再現してみては。1個300円で、全国の家電量販店などに置かれたガチャガチャで購入できます。

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