美しくライトアップされた寺社を巡り、スマートフォンアプリで御朱印風のスタンプを集める「京都夜もみじデジタルスタンプラリー」が京都市内の寺社で開かれている。参加する7つの寺社は、いずれももみじの隠れた名所ばかり。この秋はスマホ片手に「穴場」巡りを楽しんでみてはどうだろう。
京都には名所として知られる有名寺社以外にも魅力あふれるスポットが多くあることをアピールしようと、京都市と市観光協会が初めて企画した。デジタルスタンプラリーを使うことで、おおよその観光客の行動を把握する狙いもある。
参加者は、京都市公式アプリ「Hello KYOTO」でデジタルスタンプラリーを起動させ、各寺社の境内に設置されているパネルの写真を撮影する。撮影すると、アプリ上で朱印のような「デジタルスタンプ」が集まる仕組み。
パネルがあるのは▽貴船神社(左京区、11月24日まで)▽曼殊院[まんしゅいん](左京区、11月30日まで)▽妙覚寺(上京区、12月8日まで)▽妙顕寺(上京区、12月8日まで)▽妙蓮寺(上京区、12月8日まで)▽大徳寺興臨院(北区、12月1日)▽金戒光明寺(左京区、12月8日)―の7カ所。
市観光協会は「スタンプラリーを通じ、有名スポットとは違った雰囲気を楽しんでほしい」と話している。拝観料が必要。