混乱せず読めたら天才?世界で話題のパズル作者「ふと湧いてきた」言葉遊びがウマすぎる

広畑 千春 広畑 千春

 この文章を読んでください。なになに?えーと「下書きは縦書きで、上書きは横書き」…ん???左から読んだら「横書きは下書きで、縦書きは上書き」???? って、えっ、どっちが上書き?横書き???

 そんな見事な「言葉遊び」がツイッター上で話題になっています。今月7日に投稿されて以来、「どっちやねん」「思わず拍手してしまった」など1.9万件のリプライと6.3万件の「いいね」が寄せられました。

 制作したのは、パズル作家の浅香遊(@puffyyou)さん。この魔法のような言葉が生まれた経緯を聞いてみました。

 ―いったい、どうやって作ったんですか?

 「きっかけは特にないんです。かかった時間も10分ぐらいですかね」

 ―え。10分??

 「こういうちょっとしたアイデアは偶然浮かんできれいな形にまとまることが多い気がするんです。作品制作の間の息抜きにひっそりとやっていた程度なので、まさかこんなに拡散するとは思わず、少し恥ずかしいです」

 …との答えが。「偶然浮かぶ」とか、凡人には意味が分かりません。

 浅香さんは秋田公立美術大学ビジュアルアーツ専攻3年生のとき、授業の課題で初めてジグソーパズルを制作。通常の角になる部分が5つある「Jigsaw Puzzle29」で、昨年3月にカナダの人気YouTuberが1時間49分かけて解く過程を約27分の動画で公開したところ、これまでに890万回以上再生されるほど話題に。同年夏に米カリフォルニアで開かれた「世界パズルデザインコンペティション」でも67作品の中から第3位に輝き、「Jigsaw 29」として海外の会社に販売を委託。今年3月に卒業した後は、パズルの企画・制作に専念し、次々と簡単そうに見えて難解なパズルを生み出しています。

 さらに聞いてみました。

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