リアル!でかい!御座候の巨大クッション爆誕 70周年記念グッズに関西人の血が騒ぐ

黒川 裕生 黒川 裕生

関西人のソウルフード「御座候(ござそうろう)」が来年創業70周年を迎えるのを前に、御座候を製造・販売する御座候(社名も同じなのです)が御座候にまつわる思い出エッセイを募集している。「お客様と共に歩んできた御座候の歴史は、お客様の思い出の中にこそあるのではないか」という趣旨なのだが、そして、それはもちろん素晴らしいことなのだが、特筆すべきは優秀作品に贈られる限定グッズである。見てください、この大きな御座候!!!

御座候は1950年創業。同種の菓子は全国各地で「回転焼き」「今川焼」などと呼ばれて親しまれているが、やはり関西では本社のある姫路市を中心に御座候の名が圧倒的に強い。

このどでかい御座候は、その名も「10倍御座候ぬくぬくBIGクッション」。現物の約10倍という直径70cmを誇る。真ん中のファスナーを開けると、中には赤あん柄のブランケットまで!公式サイトでは「あんこたっぷり、焼き立ての御座候に包まれた気分で心も体もぬくぬくに」などと少し様子のおかしい文言が記載されている。

担当者は「70年の感謝を込めて作りました。社内では表面の焼き色や質感のリアルさについて真剣な議論が交わされ、サンプルも何度か作り直した自信作です」と胸を張る。

巨大クッションをもらえるのは応募者のうち優秀作に選ばれた100人だが、記念グッズとしてはさらに、最大7000人に贈られるエコバッグもある。こちらは通常の御座候サイズの「何の変哲もないポーチ」の中に、あずき色のエコバッグが入ったアイテム。先ほどのサイトによると、「御座候10個がちょうど入る大きさ!」とのことである。思い出エッセイの募集は20年前の50周年以来だが、前回の応募は2284人だったというから、事実上の「応募者全員にプレゼント」と理解してよさそうだ(一応書いておくと、7000人を上回った場合は抽選になります)。

同社は「70年という我々の道のりは、お客様と共につくり上げたものです。この感謝の思いを胸に、80年、90年、そして100年と、これからも歴史を刻んでいきたい」としている。

エッセイの募集は10月末まで(当日消印有効)。詳しくは公式サイトで。

https://www.gozasoro.co.jp/essay_campaign

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