きりくさん(@ele6c)が今月19日にツイッター上に投稿した「アウディかるためっちゃ笑ったからみんな見て」というつぶやきが話題になっている。写真を見ると、驚きの文言の数々…。
「(あ)アウディに みんなが だいちゅうもく」
「(い)いつみても アウディやっぱり かっこいい」
「アウディしか言ってない」「おもしろい。ちょっと欲しいな」とネット上では多くの声が寄せられた。
アウディはドイツを代表する高級車、日本でもベンツやBMWと並んで人気車種の1つである。そんなアウディが、こんなベタなかるたを作るはずがない、と最初は半信半疑だった。しかし、かるたを収容する箱には、エンブレムである4つのリング、Audi Karutaの文字が刻まれている。
本当にアウディかるたは存在するのだろうか、非売品とのことでオークションサイトを調べてみると…あった、出品されていた。迷うことなく「今すぐ落札する」のボタンをポチッ。数日後、送られてきたかるたを見ると、その中身は想像を超えるアウディ推しだらけのかるただった。
きりくさんがツイッターで紹介した以外にも、
「(く)くるまといえば もちろんアウディ」
「(ひ)ヒーローが のっているのは アウディだ」
と、ほぼ「アウディ」で占められていた。
アウディはフォルクスワーゲングループの自動車メーカーで、もともといくつかの会社が合併して現在に至っている。エンブレムはフォーシルバーリングスと呼ばれ、4社(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)の団結を象徴する4つの輪で構成されている。先進的なデザインが特徴で、優れた4WDシステムを有していることでも有名だ。
かるたを製作したのはアウディジャパンで、今年1月にアウディ販売店に向けてお正月フェア限定(既存管理顧客の子ども向け)に開発したアイテムだった。同社の広報担当に話を聞いた。
――どのような目的で作ったのですか?
「お正月イベント全体で、ブランドイメージのバランスをとるように考えられており、かるたのお正月感とともに、ピンポイントで笑っていただけるように設計された記念品でした」
――どんなイベントでした?
「まず、既存管理顧客向けにDM配信をして、来場時にDMインビテーションをお持ちになられた方に店舗に設置した鏡割りをしていただき景品が当たる、というもので、かるたはその目玉でした」
――かるたを通じて伝えかったことは?
「残念ながら、既に配布を終了しており、手に入れていただくことはできません。運よくお持ちの方は、(お子さんとともに)末永くお楽しみいただき、アウディ愛を深めていただけますと幸いです」
なお、このかるたは既存管理顧客向けのクローズドの記念品のため、これを知って面白そうだから欲しい、と各店に来場されても対応できないのでご注意を。