福岡に犬語で書かれた看板があると、話題になっています。どんなことが書いてあるかというとですね…「ワン ワン ワワーン」「ウーワンワンワワンワオーン」ですって!…犬さんたち、分かりましたか?えっ?全然分からないですって?
看板が設置されているのは、福岡の天神やキャナルシティに近い市街地にある駐車場です。犬語の看板は日本語で書かれた看板とセットに掲示されていて、どうも日本語の内容がそのまま犬語に翻訳されていそうです。一部抜粋して紹介すると…。
厳禁行為→「ワン ワン ワワーン」
無断駐車禁止→「ウーワンワンワワンワオーン」
駐車場内で犬に糞をさせる行為禁止→「ウーワオーンワンニャーンワワンワンワン」
上記行為を発見次第迷惑料として金3万円を申し受けます→「ウウー ワンワン ワンニャ ポッポ ニャワン ワンワン ワオーン」
なんて難しい日本語を犬語に翻訳しているのでしょう!… もしも本当にこれが通じるのなら、ノーベル賞ものですよね…。4つ並べてみても、音の並びの法則性をうまく見つけられないので、犬たちが人間が思いもつかないような文法や言語体型を使っていることを、翻訳された方は見抜いているのかもしれません。
看板を設置しているのは駐車場近くの不動産屋さん「オレンジライフ」です。社長さんにお話を聞くことができました。
―大変難しい文書を犬語にされていますが、この犬語はどのように翻訳されたのですか?
「そうですね…いわば、インスピレーションです」
―ええっ、どういうことですか?
「これまで犬や猫を飼ってきたので、動物の鳴き声には慣れ親しんできました。それらをふまえたインスピレーションで、今回の看板の文言を作りました…」
―…そういうことだったんですね。きっとそうだろうな、とも薄々思っていましたが、とってもがっかりです。それでは犬には通じないんですよね。
「といいますか、そもそも人間の注目を集めるためにしているので…」