皆さま、お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。
1968(昭和43)年から翌69(昭和44)年にかけて放映されたテレビアニメ「妖怪人間ベム」の主要キャラクターをマネキンで再現することに情熱を注ぎ続ける「よすけの工作」(@yosuke_kousaku)さんが、ついに最後の1体となるベムを完成させた。5月にベラ、7月にベロを作り上げ、その驚異的な再現度で注目を集めたよすけの工作さん。「やっと3体揃ったな〜。やっぱり目の前で見ると迫力があります」と喜んでいる。
「はやくにんげんになりたい」というフレーズでおなじみの「妖怪人間ベム」は、近年も根強い人気を誇る作品。2011年には実写ドラマ化され、亀梨和也さんがベム、杏さんがベラ、鈴木福さんがベロを演じて話題になった。19年夏には新しいアニメ作品「BEM」として生まれ変わり、8月現在、テレビ東京系列で放映中である。
よすけの工作さんは、神戸在住の自営業の男性。普段は洋菓子や和菓子の包装資材の販売をしているといい、最初のベラは半年ほどかけて仕事の合間にこつこつと制作を続けたそうだ。Twitterでの反響に勢いづいたのか、続くベロは50日ほどで完成。そして真打のベムは、なんとほぼ1カ月で作り上げてしまった。
「毎週土日の休みを使って作り続けました」と振り返るよすけの工作さん。この夏は趣味であるバイクのツーリングや釣りもそっちのけで、ベム作りに邁進したという。
それにしても、見れば見るほど驚くべきクオリティだ。よすけの工作さんによると3体とも等身大で、ベム190cm、ベラ170cm、ベロ110cmとのこと。で、でかい…。素朴な疑問ですが、これどこに飾るんですか?
「考え中です。何か良い案があれば教えてください!」
皆さま、いかがでしょうか。