新鮮野菜が食べ放題のシェアハウス!八百屋さんが運営、届いた野菜にはあたたかいメッセージが…

 ―神戸は港町の印象が強いですが、実は生産地も多くあるんですね。

 「あまり知られていませんが、神戸は一次産業が盛んな都市で、農家さんが収穫した野菜をその日の内に届けられるほど、都市部と生産地の距離が近い。つまり、食べ手の近くで農家さんが野菜を作っているということです。だからこそ、シェアハウスには野菜だけではなく、農家さんやその野菜を紹介するメッセージも一緒に届けています」

 ―野菜の作られる過程を知るとさらに美味しくなりそうですね!シェアハウスに住んでいる人たちは、届いた野菜をどう食べているんですか?

 「シェアハウスに野菜が届いたら、住民たちは好きなものを選んで分けたり、ときには一緒に料理して食べたりと、野菜を通して住民同士が自然と繋がっていくんです。住民同士に交流が生まれることで、例えば作った料理を分け合ったり、みんなで掃除を始めたりと、シェアハウスだからこそのライフスタイルが実現できています」

 ―最後に、mocchiハウスを通して目指しているものを教えてください。

 「これはmocchiハウスだけではなく八百屋の仕事にも通じることですが、野菜がそこに届くまでのストーリーを伝えることで、ただ野菜を買うだけの人とモノの関係ではなく、人と人の関係を築きたいと思っています」

 「その後『この農家さんに会いたい』となった時に、都市部と生産地の距離が近い神戸ならすぐに会うことができる。シェアハウスをはじめmocchiの事業を通して、農家さんと食べる人たちの心の距離が近くなるようなきっかけを生み出して、ゆるく優しく繋がれる空間を作ることを目指しています」

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