関さんは頭部を鈍器などで強く殴られていたが、捜査関係者によると、髪の毛には長さ数ミリの黒いねじのようなものが付いていたという。また、室内のたんすの引き出しが開けられるなど物色の痕跡はあったが、現金が入った財布がそのまま残されていたことも判明した。
小川氏は「タンスの中を物色をしているが、非常に浅い物色で強盗に見せかけた犯行。物盗りの犯行ではありません」と犯人の強い殺意を指摘し、「髪にネジが付着していたということは、鈍器が工具類であったことが考えられる。その工具類から外れたネジが髪に付いた可能性がある」と推察した。