律儀な性格、庭猫の虎太郎くん
畠さんは、庭猫の虎太郎くんも家族だと思っている。虎太郎くんは、じゃんくんやまめくんを保護する1年前、2011年5月に庭に現れた子だが、前脚がぶらんとなっていて、明らかにケガをしているようだった。動物病院に連れて行くと、骨折していたので手術をすることになった。退院後は畠さんの家で静養していたのだが、外暮らしが長いせいか、どうしても外に出たいと窓際でニャアニャア鳴いた。仕方なく外に出して、その後も何度か家に入れたが、やはり外に出たいと言う。畠さんは、虎太郎くんの去勢手術をして、庭にハウスを作って、冬場はあんかを入れてあげている。虎太郎くんは、ハウスがすっかり気に入ったようで、冬場や台風なみに強い雨風の日は必ず入っているという。ごはんも畠さんが用意したものを食べている。推定年齢8歳。
「私が帰ってくると、虎太郎は必ずニャアニャアとおかえりの挨拶をしてくれます。家猫の2匹よりも律儀に出迎えてくれるんですよ」