また、「ほーち」という別名義でライトアダルトノベル「え、転移失敗!?……成功?」、「聖騎士に生まれ変わった俺は異世界再生のため子作りに励む」の両シリーズもスタートさせている。
エンタメを選んだ理由は「バンドでいいものを作ってもなかなか売れなかった。小説やったら、最初から売れるところを狙っていこうと思ったから」。ライトノベルは徹底的に研究したという。とはいえビジネス一辺倒ではなく、「楽しく書けるのも大事。嫌々、売れるものを書いているわけじゃない」と強調する。
SNは今年10月、4年ぶりに再始動。「アラフォーおっさん」は第3作が完成し、12月10日に発売される。
平尾は音楽家として「バンドはいけるところまでいきたい。メンバーとは新しいことをやろうぜ、次はグラミー賞じゃ!!と言っています。海外遠征にも行きたい」、小説家としては「売れたいですね」ときっぱり。二刀流の挑戦は、まだ始まったばかりだ。(デイリースポーツ・藤澤浩之)