高知県が県内全域で開催している「志国高知 幕末維新博」のPRキャラバンが14日、神戸市のデイリースポーツを訪れた。このイベントは2018年で明治維新から150年という節目に合わせて開催。坂本龍馬ら土佐の偉人の足跡をより詳しくたどることができ、アートや食、自然など、本物の高知の魅力を満喫できる。
冬の見どころは約30以上の地域で行われる「光のフェスタ」。中でも最大の注目は22日から(来年1月6日まで)始まる「チームラボ 高知城 光の祭」だ。色とりどりのデジタルアートが天守閣を包み込むように輝き、築400年を超え、日本三大夜城でもある名城が新たな姿を見せる。チームラボはさまざまな分野のスペシャリストで構成。国内外で活躍しており、世界レベルのアートが堪能できる。
メーン会場のひとつ、坂本龍馬記念館は、18年4月にリニューアルオープン。新館が増設されたことで展示品が増え、龍馬の魅力をこれまで以上に深く知ることができる。
もうひとつのメイン会場、高知城歴史博物館では「福を呼ぶ城博のお正月」が12月7日から(来年2月3日まで)開催される。目玉は、あまりの素晴らしさに、当主の山内忠義が徳川家への返却を拒んだという重要文化財の名刀「一国兼光」。忠義が「一国に変えても返さない」と言ったことが、名前の由来になったという。
各イベントの詳細は公式ホームページhttps://bakumatsu-ishinhaku.com/で。