賞味期限はおおらかに…開封後は舌と鼻が頼り!?

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ
「食品ロス」が問題になっている昨今。賞味期限を気にする人も多い。(Tsuboya/stock.adobe.com)
「食品ロス」が問題になっている昨今。賞味期限を気にする人も多い。(Tsuboya/stock.adobe.com)

 以前、海外で天災のあった時期に、ある食品メーカーに賞味期限がまだ2カ月ある保存のきく商品が店頭から返品されてきたことがあったそうです。社長は被災地にその商品を送ろうとしたけど「作り立てじゃないものを人に差し上げるはいかがなものか」という意見が社内にあったため、結局、送られなかった。もちろんその理由も理解できますが、あくまでも業界慣習で返品されただけで、まだ十分美味しく食べられる。私はお客様に売るものと同じでなくても、ちゃんと食べられるもので被災地の方が望むのなら送ってもいいんじゃないか。「食品ロス」が叫ばれる一方で世間体を気にして、ロスするなんてなんだかおかしいと思います。客は商品を理解し納得の上で購入しています。

 大阪市内に、そんな賞味期限ギリギリ、または過ぎてはいるけど中身に変化のない品を激安販売するスーパーがオープンしました。こうしたスーパーが増えてくればいいし、私たちももう少し、食べ物に関しておおらかになってもいいのではないでしょうか。

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