小川氏は「この少年と思われる2人組は、動きからして初めてではないと思われる。他にも、太鼓の達人を狙った犯行があるのではないか。この少年に関しては年齢からしても転売目的ではなく、個人で楽しむためだと思われるが、背後の不良グループ等も視野に入れて警察は捜査を進めていると思われる」と指摘した。
「太鼓の達人」は2001年にゲームセンターに登場。童謡やアニメ主題歌など700曲以上が収録されており、画面に流れる音符が“判定枠”に重なる瞬間、指示に合わせて太鼓の面やフチをバチで叩き、リズム感を競うゲーム。スマートフォン向けのアプリなどをダウンロードしてプレーする人も多い。
小川氏は「外国人の若い方にも人気があり、自国にも似たようなものがあるらしく、日本に来て楽しんでいるようです。実際にプレーしているのを見たことがあるが、うまいです」と海外でも普及しているゲームであることを解説した。