こうした試みがオープン当初からSNSなどで「タイガースすぎる吉野家」「トラ柄の吉野家」と話題を呼んでいる。同店を運営する関西吉野家営業部も「おかげさまで、売り上げも想像以上」と反響の大きさに驚く。試合開催日の売り上げは通常の3倍にも上り、その中でも特別テークアウトメニューは全体の3割を占めるほど。わざわざ特別テークアウトメニューを注文して、店内のイートインコーナーで食べるファンも多いという。
夏に向けて新たな特別メニューも開発中で、同社広報担当者は「甲子園ならではの店舗として、皆さまに末永く愛用していただければ」と話す。牛なのに虎すぎる吉野家。甲子園ではすっかり定着しそうだ。