そこから緑茶の抗菌作用、果ては抗がん作用まで解明されてきたのです。でもお寿司屋さんに行くと、最後に濃い緑茶が出ますね。実はあれも魚を生食した後の食中毒予防として、経験的に行われてきた風習なんですね。
最近では抗がん剤と緑茶を併用することで誘導されるがん抑制遺伝子が見つかったり、原子間力顕微鏡という機器で観察して、緑茶成分ががん細胞を硬く変化させて転移を予防しているなど、新しい研究成果が続々と発表されていますが、難しいことは言いません。毎日緑茶をたっぷり飲んで、がんにかからない元気な身体を手に入れましょう。