農業機械メーカーとしておなじみ「クボタ」(大阪市)の“LOVE米プロジェクト”がツイッターやインスタグラムで話題になっている。話題のツイートは、その名も「ライスタグラム」シリーズ。また小学館の人気ラブコメ作品とコラボした映像「米米米米」(べいまいべいべー)も大好評だ。23日に最終回を迎えるTBS系人気ドラマ「下町ロケット」でも注目の農業。クボタのお米愛と、その狙いを聞いてみた。
1890年の創業以来、日本の農業を技術で支え続けてきた同社。今回の“クボタ LOVE米プロジェクト”の発端は、衰退する日本の農業に対し「何かできないか?ぜひ、みなさまには食べて日本の農業を応援していただきたい」(同社担当者)との願いが根底にあったという。注目したのは、古くから日本の食を支えてきた「お米」。多くの農家に愛情を注がれ、大切に育てられる「お米」に改めてスポットを当てた。
企画開始から実現まで1年がかり。「お米を食べてもらうにはまず、お米のことを知ってもらおう」と方向性を定め「うる星やつら」「アフロ田中」など、小学館の人気ラブコメ作品と人気バンド「キュウソネコカミ」とタイアップ。お米を取り巻く環境やその魅力を伝える特別映像「米米米米」(べいまいべいべー)をつくった。お気づきの通り「ラブコメ」で「LOVE米」という少々ベタなノリだ。