世界三大珍味を980円で食べられる コスパ最強の鉄板焼き店が女性に人気なワケ

山本 智行 山本 智行

 「世界三大珍味」を手軽に食べさせてくれるのが、大阪・曽根崎の鉄板焼きとワインの店「BUNCH」。開店以来、女性を中心に大人気だ。運営するのは「ミートキャンプ」や「大松」など12店を運営するJOUJOU。12種類のワインが飲み放題(時間無制限1580円)というのも女性客に受けている一因だという。

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 鉄板キッチン「BUNCH」は、お初天神通り商店街にある。開店は昨年5月。中に入ると壮観なほど、ほとんどが女性客だ。店側によると「高価で男性的なイメージが強かった鉄板焼きを女性が気軽に入れるような店にしたかった」というが、その狙いはズバリと当たった。

 「最近では女性1人で来られることが増えて来ましたよ」

 看板メニューは多い。まずは創作料理「世界三大珍味の鉄板肉てまり」(980円)。これは、炙りカルビを巻いたひと口サイズの手まりずしにトリュフ、キャビア、フォアグラをのせたものを鉄板で焼いていただく。インスタ映え間違いなしの“かわいらしさ”も手伝って、店側のイチオシもこれだった。また、お好み焼きの生地にネギと牛スジをのせた「名物BUNCH焼き」(880円)も安定した人気だ。

 おもしろいのは、いまや新名物となっている「ローストビーフのつかみ取り」(980円)。これは自家製ローストビーフを1人1回好きなだけつかめるという太っ腹な企画。トングを使ってガバッとつかむ。ひとつかみで2、3人前の分量に匹敵する400グラムほどを皿に盛ることができるという。友達同士だと盛り上がること間違いなし。しかもつかみ取りしたローストビーフは、そのままローストビーフ丼としてもいただけ、2度おいしいメニューといえる。

 「生ハムプレート」もワンコイン(500円)からとなっており、少しつまみたいときからガッツリ食べたいときまで使い分けができる。また鉄板の上に料理が置かれるので料理が冷めることなく、常に程よく温かい状態でいただけるのもありがたい。

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