「お名前は?」ネコの首輪に手紙をつけたら…お返事が!伝書鳩ならぬ「伝書猫」の思い出

川上 隆宏 川上 隆宏

 投稿した「キャットクリニック」さんにお話を聞くことができました。

 -よくお家に遊びに来ていたネコちゃんだったのですか。

 「ダイズくんがうちの家に遊びに来るようになったのは、2012年の春ごろです。約7年前の出来ごとですね。うちにはネコが3匹いることもあり、野良ネコや外で飼われているネコがよく家に来ていました。ダイズくんもその1匹です。家の中に入りたいと網戸を開けてほしそうな動作をしたりするので、飼われているネコだと思っていました」

 -お手紙を交換しようとされたのはいつごろですか。

 「普段は首輪をしていなかったのですが、遊びにくるようになってから2年ほどたったとき、ちょうどノミ取りの首輪をしていたのを発見しました。このタイミングをいかさないわけにはいかない!と思い、首輪に手紙をつけてみました」

 -まさかお手紙が返ってくるとは。びっくりですね。

 「返信に飼い主さんの名前も書かれており、近くのお惣菜屋さんに聞いたら、ご近所にお住まいの方のネコだということがわかりました。でも、あいさつに行ったりしたことはなくて…。ここ最近ダイズくん見かけることはなかったので、どうしたのかなとは思っていました」

 -数年前のお話を、最近ツイートされたきっかけはなんだったのでしょうか。

 「動物病院開業の準備もあり、昨年はじめからツイッターに本格的に取り組みはじめました。投稿できる話を探すついでに、過去の写真を整理していたところ、ちょうどダイズくんとのやりとりが出てきたので、こんな思い出があったな、という気持ちで投稿しました。写真が出ることで飼い主の方には迷惑がかかるかもしれないとも思いましたが、大分時間がたっているので、もう大丈夫かな、と」

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