経済産業省が2026年3月に発表した調査によると、日本のキャッシュレス決済比率は58.0%(162.7兆円)となり、過去最高を更新したことがわかりました。普段の買い物は、スマホやカードでピッと済ませる人が増えていますよね。その影響か、子どもが「現金」を見る機会は意外と減っているのかもしれません。
そんな時代だからこそ起きたかもしれない、ある親子の赤面ハプニングをお届けします。今回お話を伺ったのは、30代主婦のMさん(栃木県在住)です。
特別なお金!?
Mさんはある日、5歳の娘にお金の概念を学んでほしくて、本物そっくりの「硬貨のおもちゃ」を与えました。
「おままごとをしながら、これが10円、こっちが100円だよって教えたんです。そしたら、一番大きくてピカピカな500円玉を見て『これってすごく特別なお金!?』なんて目を丸くしてて。どうやら娘の脳内では『伝説の宝物』みたいにインプットされちゃったみたいで…」
確かに、500円玉は存在感も抜群。小さな子どもにとって、見た目の大きさと価値が比例するのは当然なのでしょう。しかし、この純粋な思い込みが、思わぬ悲劇を引き起こすことになります…。
事件はスーパーで起こった…
事件の舞台は、夕方の混雑するスーパー。娘を連れたMさんは、いつものようにレジで会計をしていました。
「お財布から500円玉を取り出して、トレイに載せました。その瞬間、娘がもうマンガみたいにパッと目を輝かせて! 次の瞬間、こう叫んだんです。『ママすごーい!500円玉持ってるの?うち、お金持ちじゃん!!』って…」
一瞬で凍りつく空気。娘からすれば、母親が幻のコインを隠し持っていたのだから驚くのも無理はないでしょう。
恥ずかしい!!
「『いやいや、500円玉1枚で大富豪扱いしないで!』って心の中で必死にツッコみましたよ!もう恥ずかしすぎて、穴があったら入りたかったです。『あ、うん、これでキャベツとネギ買うからね…』と小声でごまかすのが精一杯でした」と、Mさんは当時を振り返ります。
案の定、レジの店員さんは肩を震わせて必死に笑いをこらえていた様子。後ろに並んでいた人たちからも、クスクスと笑い声が漏れていました。いたたまれなくなったMさんは大急ぎで袋詰めを済ませ、逃げるように足早にスーパーを後にしたそうです。
◇ ◇
恥ずかしい思いをしたとはいえ、500円玉1枚で目を輝かせてくれるのは、幼児期ならではの愛おしい瞬間でもありますよね。周囲の笑い声も、きっと微笑ましい親子のやりとりとして、温かく見守っていたはず。
いつか娘さんが大きくなったとき「あの時は500円玉を見て、大騒ぎしたよね」と笑い合える日がきっと来る。そんな未来の楽しみが増えたと思えば、レジでの赤面も悪くない思い出になるのかもしれませんね。
◇ ◇
◆はいどろ漫画 日常の事件や、身近なスカッと話をお届け!【はいどろ漫画】のInstagramで連載漫画を描いてます。
Instagramはこちら→ https://www.instagram.com/haidoromanga
◇ ◇
【出典】▽経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2025/03/20260331006/20260331006.html