就活生の約6割が「転勤NG」、約7割が「土日休み」を希望――そんな調査結果が、就活メディア『就活の名人マガジン』と新卒向けの就活エージェント『就活の名人エージェント』を運営するビューイング株式会社(東京都中央区)の調査で明らかとなりました。就活生は企業選びで何を重視し、どのような働き方を望んでいるのでしょうか。
この調査は、就活の名人エージェントで面談した2027年卒・2028年卒の学生119人(27卒40人、28卒79人)から、2026年9月〜10月の期間にキャリアアドバイザーによる面談の聞き取り記録を集計したといいます。
はじめに、「給料」「休み」「勤務地」「仕事内容」の4項目について、「企業選びで重視する順番」を尋ねたところ、平均順位では「給料」(平均2.17位)、「休み」(平均2.47位)、「勤務地」(平均2.49位)、「仕事内容」(平均2.85位)となり、「仕事内容」は4項目の中で最下位となりました。
なお、「最も重視する項目」では、「勤務地」(27.6%)、「給料」(25.3%)、「休み」(24.1%)、「仕事内容」(23.0%)という結果に。
これを卒業年度別で見ると、2028年卒では「給料」(66人中20人)を1位に選んだのに対し、卒業が迫る2027年卒では「勤務地」(21人中9人)を重視する傾向が見られました。
また、「転勤についての希望」については、「転勤NG」(60.9%)が6割を超えた一方、「全国転勤も可」(15.5%)とした学生は少数派に。そのほか、「エリア内の転勤なら可」(23.6%)と考える学生も一定数いることから、企業選びでは給与水準だけでなく、勤務地や転勤の有無も重要な判断材料になっていると考えられます。
さらに、「休日」についても、プライベートな時間を大切にしたい姿勢がくっきりと現れました。
「休みの取り方」では、「土日休みのみ」(71.6%)が7割を超えており、「希望する年間休日数」でも「120〜124日」(83.5%)や「125日以上」(5.8%)など、全体の約9割が「年間休日120日以上」を条件として挙げていることから、カレンダー通りの休日+長期休暇をしっかりと確保できる環境が求められている様子がうかがえました。
ちなみに、「希望する初任給」についてのアンケートでは、「23〜26万円」(37.3%)や「26〜30万円」(17.6%)が上位に挙がった一方、「こだわりなし」(36.3%)という回答も見られ、高収入をがむしゃらに狙うよりも、一定以上の暮らしやすさや休みの充実度とのバランスを求めている様子が見てとれました。
調査を実施した同メディアは、「就活生が仕事内容より給料・休み・勤務地を先に考えているのは、悪いことではありません。入社後に後悔する一番の理由は、働き方の条件が合わないことだからです」と説明。
そのうえで、「大切なのは、条件の優先順位を自分で言葉にしたうえで企業を探すことです。27卒で、まだ面接を受けていない人も焦る必要はありません。秋以降も採用を続けている企業は多くあります」としています。
就職活動では企業の知名度や仕事内容だけに目を向けるのではなく、自分がどのような条件で働きたいのかを整理したうえで、企業との相性を見極めることが重要になりそうです。
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【出典】
▽就活の名人エージェント調べ/【独自調査】27卒・28卒119人の企業選び|仕事内容は最下位、転勤NG6割・土日休み希望7割
https://vinc.co.jp/mag/shinsotsu-shukatsu-chosa-2026/