離職率の高い職場には、必ず人が定着しない仕組みが存在します。実話をもとに描かれた支社長代理さんの作品『人を辞めさす仕組みをつくる事務員』では、社員を次々に退職に追いやる事務員の姿が描かれています。
ある部署に派遣社員が入社しました。その部署の仕事を取り仕切っていた事務員の女性は派遣社員に業務内容を説明せず、前任者の資料を見て仕事を進めるよう指示しました。そして、彼女は引き継ぎを一切していないにも関わらず、派遣社員がミスをすると厳しく指摘するのです。
一方で、彼女は若い総合職の男性から相談があれば、笑顔を絶やさず丁寧に対応しました。しかし、それが愛想のない男性社員だった場合は、同じ内容の相談であっても厳しく当たりました。
相手によって態度を変える彼女に追い詰められた社員が次々に退職するため、会社側が採用活動に力を入れても一向に人材不足は改善されないのです。
読者からは「こういうお局いるよね」「放置してる組織も悪い」といった感想があがっています。そこで同作について、作者の支社長代理さんに話を聞きました。
会社には論理ではなく「感情で動く人」が一定数いる
ー同作は実話をもとにしているのでしょうか?
実話をもとにしています。Z世代が増えている中で仕事を進めようとすると、論理ではなく感情で動く人が一定数います。感情をもとに行動する人が厄介であることを伝えたく、この作品をつくりました。
ー同作の事務員はなぜ必要なことを教えなかったり、人によって対応を変えたりするのでしょうか?
ビジネスを進めるというよりは人間関係を重視し、自分の存在を立ててくれるかどうかでリソースを割くか否かを判断するからだと思います。
ーこのような職場で「人を辞めさせる仕組み」をなくすためには、どのような対策が必要だと考えますか?
業務を1人の人が抱え込むのではなく、透明性が担保された仕組みをつくり、仕事を見える化することが組織として大切だと考えています。
<支社長代理さん関連情報>
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▽『人を辞めさす仕組みをつくる事務員』
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