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「まだ社員じゃなくてお客さんだから笑顔であいさつを」内定式を前に全社総会で通達 礼儀・礼節を重んじる姿勢に「すごい会社で働いている」

山岡 もと子 山岡 もと子

「まだ社員じゃなくてお客さんだから、すれ違ったら明るく笑顔であいさつするように」。内定式を控えたある会社の全社総会で、人事からこんな通達がありました。 

その様子を伝えた投稿が、Xで話題になっています。投稿者で、マーケティングの仕事をしている30代の会社員・はたボーイさん(@hata_____boy)に話を聞きました。

全社総会で伝えられたこと

通達の内容は、内定式当日の注意事項。内定式は、翌春に入社する予定の人を集めて開かれる式典で、10月1日に実施する企業が多くあります。 

「内定式の日は来年の新卒がオフィスに来るけど、まだ社員じゃなくてお客さんだから、すれ違ったら明るく笑顔であいさつするように」

続けて、「前々から感じてたけど、自分は本当にすごい会社で働いている」とつづっています。投稿は344万回以上表示され、2万件を超える「いいね」が集まりました。この通達を聞いたときは、「素直に驚きました」と振り返ります。

「今まで、うちの会社は特に礼儀に厳しい会社だと感じていたのですが、全社総会でわざわざ周知するほど、内定者の方にいいイメージを持ってもらおうとしている姿勢に驚きました」

「前々から感じてた」会社の礼儀

では、はたボーイさんが以前から「すごい」と感じていたのは、どのようなところなのでしょうか。

「他の部署では、マネージャーが昼過ぎに出社してくると、部署のメンバー全員が自分の作業を止めてマネージャーの席まであいさつに行ったりします。そういう光景を見ていると、『すごく礼儀がしっかりしている会社だな』と思います」

一方で投稿には、「あいさつくらい普段から明るくやろうや…」といった声も寄せられました。はたボーイさんによると、「日ごろから誰にでもあいさつしろよ」「入社したら、あいさつしなくなるの?」など、本来の意図とは異なる受け止め方もあったといいます。

そこで、はたボーイさんは元の投稿に続く形で「もちろんいい意味です」と書き添えました。

「自分は愛社精神が人一倍強く、自分の会社がいかに素晴らしいかを広めたい一心で今回のポストをしたので、間違った意図で広まってほしくないと思い、このような補足をしました」

勤務先については、「時に指導が熱くなりすぎてしまうこともあり、それだけ会社としての新陳代謝(社員の入れ替わり)も激しいですが、それでも礼儀・礼節をもって社員と接する、すごい会社です」といいます。はたボーイさんは、こう続けました。

「僕はこの会社で働けることを誇りに思っているので、いつか退職するときには会社の実態(アピールポイント)をより生々しく描いた長文の『note』を書いて、今回よりもバズらせ、会社の認知度向上に少しでも寄与したいと考えています」

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