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シニア世代の3人に1人が「株式投資」 金融資産総額の中央値は「1000万円」、投資をしてない人は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

人生100年時代といわれるなか、シニア世代のお金との向き合い方にも変化が見られます。株式会社トレジャープロモート(東京都千代田区)が運営するオンライン株式スクール『株の学校ドットコム』が実施した「株式投資への取り組み」に関する実態調査では、現代のシニア層の意外な投資実態と、お金だけにとどまらない「豊かな学びの姿勢」が明らかになりました。

この調査は、全国の60~70代3370人(60代1620人、70代1750人)を対象として、2026年8月にインターネットで実施されました。

調査の結果、「株式投資に取り組んでいる」とした60代は31.4%、70代では34.3%と、シニア世代の約3人に1人が、日常的に株式投資に親しんでいることが明らかとなりました。

株式投資をしている人と、していない人では、金融資産にどのような違いがあるのでしょうか。

現金・預貯金に加え、株式、債券、投資信託、貯蓄型保険などを含めた「金融資産の総額」を聞いたところ、株式投資をしているシニアの中央値は「1000万円」、株式投資をしていないシニアの中央値は「150万円」と、6.7倍もの差が見られました。

ただし、この数字だけから「株式投資を始めれば資産が増える」と判断することはできません。今回の調査は、株式投資の有無と金融資産の状況を調べたものであり、資産額の違いが株式投資によって生じたことを証明するものではありません。

投資をしているシニアが「株をやる理由」として挙げたのは、「生活に使えるお金を増やすため」(43.8%)、「人生100年時代を見すえた老後資金を準備するため」(39.9%)、「趣味や旅行などやりたいことに使うお金を増やすため」(37.9%)といった王道の目的でした。

一方で、注目したいのは「お金を増やすこと」以外の目的です。

「株式投資そのものが面白く楽しいため」(23.1%)や「経済について学ぶため」(13.7%)など、日々の生活にハリを与える刺激として株式投資が選ばれているようです。

シニア投資家たちの学習意欲は衰えを知りません。有料・無料を問わず何らかの形で「株式投資について積極的に学びたいと思う」とした人は63.1%にのぼり、年齢を重ねてからも新しい知識を吸収し続けたいという、前向きで知的なシニア像が浮かび上がりました。

他方、株式投資をしていないシニアの理由としては、「知識がないから」(46.6%)、「投資をする資金がないから」(46.1%)、「損をするのが怖いから」(39.1%)といった回答が上位となりました。

しかしその一方で、投資をしていない層の中でも「今後1年以内に株式投資を始めたい」(7.9%)と答えた人も一定数存在しており、潜在的な関心の高さもうかがえます。

株式投資は、年齢の壁を超えていつでも一歩を踏み出すことができるものです。ただし、シニア世代がゼロから始めるにあたっては、不安を解消するための「しっかりとした学びの時間」が大切になってきます。

人生100年時代、趣味や教養を広げる新しいチャレンジの一つとして、投資を通じた「学び直し」を生活に取り入れてみるのも、これからの豊かな年の重ね方のヒントになるかもしれません。

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【出典】
▽株の学校ドットコム/株式投資の取り組み実態調査2026【シニア分析】
https://www.kabunogakkou.com/media/survey_202609-2/

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