人によって味の評価が大きく分かれる魚、サンノジ(ニザダイ)。磯釣りの代表的な外道(狙いとは違うがよく釣れる魚)が、SNS上で大きな注目を集めている。
奥様『あら…このお魚キレイな柵ねぇ…これおいしいの?』
Y『魚好きですけど、これは食べたことは無いですねぇ…でもおいしそうですよね』
奥様『そーね、買ってみるわ!』
Y『…』
と、鮮魚売り場に並ぶ姿を紹介したのは高知県四万十市在住のsimanto工房さん(@simantokoubou)。
サンノジはスズキ目ニザダイ亜目に分類され、東アジア沿岸の暖海域に広く棲息する。独特の磯臭さがあるため、ほとんど流通しないが、冬には臭みが抜け、血抜きや内臓の処理を適切にすれば、非常に美味ということだ。
食べたシチュエーションにより評価が大きく分かれるので、simanto工房さんも周囲の人から「マズイらしい」「好きな人買うぞ」「案外うまい」など、さまざま評判を聞いたことがあるという。
simanto工房さんに話を聞いた。
――この光景をご覧になった経緯は?
simanto工房:普段使ってるドラッグストアの鮮魚コーナーで売られていました。釣り人にはメジャーですが、外道のサンノジがパックで売られているのは珍しいと思い、投稿しました。
――投稿に対し、大きな反響がありました。
simanto工房:「おいしい個体もあるから食べてみて」と言う声や「それだけは無理」とか「まずいの知ってたら店に教えてあげろ」という声など、反応はさまざまでした。実際に食べたこともないし、さすがに店員さんにそんなこと言えませんが…。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「サンちゃんかー、ちゃんと締めればおいしいときもあります。港町に、こればかり好んで食べる人いました」
「個体差や処理の仕方で、かなり違いが出るみたいですね…。以前、活魚の状態で手に入ったときに、すぐに活締め・血抜き・神経締めをして、血が完全に抜けきってから30分間氷水でキンキンに冷やして処理したことがあります。刺身と煮付け(醤油煮)にして出したら、一緒に食べた友人たちからも大絶賛でした!」
「だいぶ昔、熱海で釣りしてて夫があげました。最初何の魚か分からず、スマホ検索して(何だ外道かー)と言ってたら、地元漁師の方がさっさと処理してくださり『これで食えるようになったから食ってみな、意外といけるから』という言葉を信じて食べてみたら、本当においしくてびっくりしたのを覚えてます」
など、数々のコメントが寄せられた今回の投稿。読者のみなさんは、サンノジを召し上がったことがあるだろうか?
なお、simanto工房さんは四万十市で、木のおもちゃや子ども椅子・木の武器などを製作。いずれも、ファンタジー感あふれるユニークな作品だ。オンラインショップで販売もしているので、興味のある方は、ぜひチェックしていただきたい。
【simanto工房さん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/simantokoubou
▽公式ホームページ
http://simantokoubou.jp/
▽オンラインショップ
https://simanto.base.shop/