スマホの通知、証拠写真。浮気が発覚するきっかけというと、つい「決定的な証拠」を想像してしまいます。
しかし実際には、普段一緒に暮らしているからこそ気づく、ほんの小さな違和感から秘密が明らかになることもあるようです。
香川県在住の会社員・H子さん(20代)も、同棲中の彼氏が突然始めた趣味から、思いもしなかった事実を知ることになりました。
突然ハマった「車中泊」
「ある日、彼が急に『車中泊やってみたいんだよね』と言い出したんです。今までアウトドア派でもなかったので意外でしたけど、趣味が増えるのはいいことだと思っていました」
彼はすぐに関連グッズを集め始めました。車内で寝る用のマット、ランタン、テーブル。ネットで口コミを調べては、「これは寝心地がいいらしい」「このグッズは便利そう」と楽しそうです。
ところが、H子さんが「今度、私も一緒に行ってみたい」と言うと、「いや、車中泊は1人で行くのがいいんだよ。1人でのんびりしたいから」と断られました。
1人になりたいこともあるだろう。H子さんも、そこまでは特に気にしていなかったそうです。
「…これ、2人分じゃない?」
ところがある日、車に積まれた荷物を何気なく見ていたH子さんは、ふと「あるもの」に目が止まります。
「掛け布団が2枚、あったんですよ。枕も2つ。いやいや、「ひとり時間」を満喫する男にしては装備がペアすぎない?と思って」
彼氏に尋ねると、返ってきたのは「それは予備だよ」のひと言。
ーー確かに予備を用意する人はいます。ただ、それまで何度も「1人だからいい」と力説していた彼。なぜか寝具は、きっちり2人分。
「一度気になるとダメですね。『枕って2つもいる?』『予備まで毎回積む?』って、全部が怪しく見えてきてしまって」
「一人の車中泊」ではなかった
その後、決定的な違和感が訪れます。ある日、H子さんが彼の車に乗り込んだとき、助手席の足元に見覚えのないヘアゴムが落ちているのを見つけたのです。
「私が普段使っているヘアゴムとは全然違うものだったので、見た瞬間に『これ誰の?』ってなりました。彼に聞いたら『中古車だから、前から落ちてたんじゃない?』『誰か乗せたときのかな』って、やたら歯切れが悪くて…」
「1人で行くのが好き」と言っていた車中泊。そこに2人分の寝具。そして、自分のものではないヘアゴム。
「ここまで揃ったら、さすがに言い逃れはできないですよね」
H子さんが改めて問い詰めたところ、彼はついに別の女性と会っていたことを認めたそうです。さらにH子さんをあきれさせたのが、2人分の車中泊グッズを揃えた理由でした。
「ホテルに毎回泊まると、お金かかるから」
H子さんは耳を疑いました。
「浮気自体ももちろん腹が立ちます。でも、そこを節約するために一生懸命マットを比較してたの!?って。以前『このマットなら腰が痛くならないらしい』って熱心に説明してたのを思い出して、誰の腰を心配してたんだよ!ってなりました」
車中泊は、場所や時間に縛られず旅を楽しめる趣味のひとつ。問題だったのは車中泊ではなく、それを隠れみのにして別の目的に使っていたことでした。
その後、2人は話し合いの末に同棲を解消。「別れたくない」とゴネる彼氏を振り切って、スッパリ別れたといいます。
浮気は『意外なところ』から発覚する
浮気のきっかけというと、スマホの通知や帰宅時間の変化などを思い浮かべがちですが、実際にはもっと意外なところから「ん?」と違和感を覚えることもあるようです。そんな体験談が、ほかにも寄せられました。
■「カード明細がデート日記に」(40代・女性)
「クレジットカードの明細を見たときのこと。夫の持ってる家族カード、見覚えのない店舗で頻繁に買い物していたんです。しかも毎回、金曜の夜。同じ商業施設に入っているレストランや映画館までカードで決済していて『ずいぶん充実した金曜日ですね?』となりました(笑)
夫は最初『会社の人と行った』と言っていましたが、最終的に浮気が発覚。カードのポイントをコツコツ貯める几帳面さが、まさか自分の行動記録までコツコツ残すことになるとは…。そこは現金払いじゃないんだ、と妙に感心してしまいました」
■「サブスクに知らない名前が…」(20代・男性)
「同棲していた彼女とテレビで動画配信サービスを見ようとしたら、知らないプロフィールが追加されていたんです。『これ何?』って聞いたら、『友達が遊びに来たとき作ったんじゃない?』とのこと。でも彼女と一緒に住んでいて、そんな友達が来た記憶がないんですよね。
さらに視聴履歴を見ると、ホラー映画が頻繁に再生されていて。彼女、ホラー映画なんて『怖くて観てられない』って言ってた人ですよ? 怪しすぎる(笑)。
結局、アプリで知り合った男性と家で何度か会っていたことが判明しました。浮気相手にもプロフィールを作ってあげるとは、妙なところだけホスピタリティが高いんですよね…」
■「冷蔵庫に入っていたもの」(30代・女性)
「彼の家に遊びに行ったら、冷蔵庫に見覚えのない小さなヨーグルトが何個か入ってたんです。彼は乳製品が苦手で、普段ほとんど食べない人なので、『これどうしたの?』って聞いたら、『会社でもらった』と。いや、会社でヨーグルト4個も配る!?って(笑)。
その後、洗面所の棚の奥に私のものではないクレンジングまで見つかって、さすがに確信しました。浮気って『冷蔵庫の中身』とかでバレるもんなんだなと思いましたね」
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もちろん、普段と違う行動があったからといって、すぐに浮気を疑う必要はありません。新しい趣味にハマることも、1人の時間を楽しみたくなることも、ごく自然なことです。
ただ、長く一緒にいる相手だからこそ感じる「いつもと違う」もあります。恋人や夫婦の秘密は、意外にも派手な証拠ではなく、日常の隙間から顔を出すのかもしれませんね。
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