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実は阪急の駅から「1本」で甲子園球場に行ける 超裏ワザを伝授します(ただしメリットは…)

新田 浩之 新田 浩之

先日、阪急の大阪梅田駅を歩いていると、「甲子園球場へは阪神電車をご利用ください」という放送が流れていました。本当に阪急の駅から阪神甲子園球場へは行けないのでしょうか。実は阪急の駅から1本で阪神甲子園球場に行けるルートが存在するのです。休日昼間に知られざるルートに挑戦しました。

目指すは阪急神戸線の武庫之荘駅

阪神甲子園球場があるのは西宮市ですが、目指すは隣の尼崎市にある神戸線・武庫之荘駅です。武庫之荘駅の北出口を降りると、阪神バスの停留所がありますが、ここから阪神甲子園行きのバスは発車していません。

武庫之荘駅から西北方向に10分ほど歩くと、尼宝線に着きました。尼宝線側にある「武庫荘駅西口」停留所から阪神甲子園行きのバスに乗ります。阪神バスは宝塚~阪神甲子園間(尼宝線、西大島経由)を運行しています。昼間時間帯(休日)のダイヤは1時間に1~2本です。

武庫荘駅西口11時07分発でしたが、4分遅れの11時11分に来ました。阪神甲子園行きは尼宝線を南下し、「西大島」で国道2号線に入ります。ですが、国道2号線の走行区間は短く、武庫川を渡ると、小曽根線を南下。「学文中学校前」停留所から旧国道を西に走り、阪神甲子園駅の下を通り、阪神甲子園駅に至ります。

阪神甲子園駅の到着は11時35分頃で、約25分のバス旅でした。乗車率は阪神甲子園駅に到着する段階では、座席が埋まる程度。多くの乗客が終点の阪神甲子園駅まで乗車しました。

見どころは尼宝線と阪急神戸線の立体交差で、尼宝線が阪急神戸線をまたぎます。尼宝線は基本的に4車線ですが、交差区間は2車線です。現在、4車線化に向けた工事をしています。

尼宝線は昭和初期にできた道路ですが、もともとは阪神系列の鉄道路線になる予定でした。路盤まで完成していましたが、鉄道建設はとん挫。その後、阪神バス専用道路になり、1942年に一般開放されました。阪急神戸線との立体交差は数少ない鉄道路線の名残りといえます。

メリットは正直言って…

阪急武庫之荘駅・阪神バスコースにメリットはあるのでしょうか。正直に書くと「ない」というのが率直な感想です。大阪梅田駅からの所要時間は50分も要します。しかも、運賃は490円(阪急240円、阪神バス250円)も要します。9月1日からは阪神バスの値上げにより、500円になります。

やはり、阪神甲子園球場へは阪神甲子園駅の利用が便利です。阪神の大阪梅田駅から甲子園駅までの所要時間は12分、運賃は280円です。

最後に、阪急西宮北口駅から阪神甲子園行きのバスはありません。今津行きの電車に乗り、今津駅で阪神本線に乗り換えます。

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