泥水の中から美しい花を咲かせる水生植物で、仏教文化の上で神聖視される蓮。今、SNS上ではそんな蓮の実が食用にできるという事実が大きな注目を集めている。
きっかけになったのは「蓮の実を収穫しました。採れたての蓮の実は、ほんのり甘くナッツのような食感です。生のままおいしく食べられる期間はほんのわずかです」と紹介した長野県上田市の蓮農園「やまもと農園」のⅩアカウント(@yamamoto_farm)。
表面は薄い緑色、中身はクリーム色で、豆のような形をした蓮の実。あまり知られてはいないものの、蓮の地下茎はレンコンとして広く流通しているので、実もおいしいというのもうなずける。
やまもと農園代表の山本泰士さんに話を聞いた。
ーー蓮の実を使ったおすすめの料理は?
山本:おこわです。生ではカリッとした歯触りですが、おこわにすると栗の食感に近いホクホクした食感と甘さがあります。ベトナムでは、蓮の葉に包んで蒸したりします。
また蓮の実の甘納豆もおいしいです。甘さと食感がクセになります。塩で炒めるだけでもおいしいと、蓮の実を収穫したことがある90代のおじいさんの話を聞いたことがあります。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
山本:予想以上の反響に驚いています。生の蓮の実は、収穫時期が限られている上に鮮度も落ちやすいため市場に出回らないだけに知る人ぞ知る食材です。これだけの反響があるなら、私が主催しているお茶会で提供する機会を作りたいなと考えています。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「ええっ、食べれるのですか。初耳です。教えて頂いて嬉しいです」
「月餅にも蓮の実が入っているものがあり、甘みがあって美味しいですよね。かなり力がつくと教わりました」
「『魔道祖師』の主人公達が、幼い頃に食べてる描写がよくありました 読む度にどんな味なんだろうと思ってました」
など数々のコメントが寄せられた今回の投稿。
インタビュー中でも触れられていたが、やまもと農園では蓮の花を身近に感じてもらおうと、蓮の花の香りを楽しむ蓮花茶の茶会を夏の間だけ開催している。ご興味ある方はぜひSNSやホームページで情報をチェックしていただきたい。
【やまもと農園関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/yamamoto_farm
▽Instagramアカウント
https://www.instagram.com/yamamoto_lotusfarm/
▽ホームページ
http://shinshu-yamamotofarm.com