AIが利用者の代わりに、飲食店の予約電話を行ってくれるとして話題の「AutoReserve(オートリザーブ)」。
しかし店舗の許可なしに情報掲載されるケースや、定休日などに一方的に予約されるケースが相次ぎ、問題も多発しているようだ。
SNS上で今、大きな注目を集めているのはかねしろさん(@pinkroot)が投稿した、
「Xで話題のオートリザーブ、店舗で拒否されることが実際にある様子」
というコメントとともに紹介した1枚の写真。
「当店は株式会社ハローが運営するオートリザーブとは契約しておらず無断掲載されたものです。オートリザーブでご予約の場合はご来店いただいても即座に案内することが不可能です」
と書かれた飲食店店頭の注意書き。まさに、昨今の問題を象徴するかのような光景だ。
かねしろさんに話を聞いた。
――この注意書きをご覧になった感想を。
かねしろ:沖縄那覇空港でフライト前、ステーキ88に食事をしに立ち寄ったところ、入り口の目立つところに掲示されており、「あ、これXで話題だったサービスだ」と思って投稿しました。
――投稿に対し、大きな反響がありました。
かねしろ:僕自身はサービスの利用をしたことも、周囲にユーザーもいないので、特に大きな感情はない中でポストしたのですが、リプライや引用RTは怨嗟(えんさ)が渦巻いており、相当に飲食店やユーザーに迷惑をかけてしまっているサービスなんだな、と感じています。
私はスタートアップの支援を仕事にしているのですが、スタートアップでは今回のオートリザーブのようにトラブルが起きてしまいがちです。新規事業の専門家目線としても、ステークホルダー(関係者)との調整や、ネガティブレビューが出てしまわないような運営は大事だと思っている中での、今回の投稿でした。
◇ ◇
SNSユーザーたちから
「飲食店としてはもはやテロに近い行為。偽計業務妨害で検挙されてほしいと思ってる人は多いでしょうね…」
「まともに提携してないから予約状況も把握できてないし、AIが予約受けて店に電話したら拒否られてても客には予約できましたって伝えるクソシステム。繁忙時にこんなクソみたいシステムから無限に電話がくるようになって、ブチキレた店が電話予約不可にして、電話線抜いたとかあるレベルで迷惑行為」
「当店も迷惑しております。実際に問い合わせたりもして、店の情報を削除するように伝えましたが、『できません』と言われ、今も載せられたままです」
など数々の驚きの声、怒りの声が寄せられた今回の投稿。
オートリザーブの公式サイトでは、店舗の掲載に関して
「弊社のウェブページは、他社の口コミサイト、個人ブログ、地図サービスなどと同様、一般に公開されている情報やユーザーからのフィードバックによって、レストランページを構成しております。すでに公開されている内容でございますので、ページの削除対応はできかねます。ご留意いただければと存じます。お店のページの情報について修正されたい場合は、問い合わせフォームからご連絡いただくか、お店のページの下部分より情報修正の提案をすることができます」
と掲載している。みなさんはオートリザーブの姿勢に対し、どのように感じるだろうか?
なお、インタビュー中でも紹介があったように、かねしろさんは株式会社みらいスタジオ(東京都千代田区)の代表取締役としてスタートアップの支援などを手がけている。ご興味のある方はぜひホームページなどをご覧いただきたい。
【かねしろさん関連情報】
▽Xアカウント:https://x.com/pinkroot
▽みらいスタジオ:https://miraistudio.co.jp/