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ITエンジニアの約6割が実感している「AI格差」とは? 若手ほど将来予測に「危機感」強く

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

AI技術の急速な普及に伴い、ITエンジニアの現場でも「AIを使いこなせるかどうか」による個人差が広がっています。IT人材の採用支援サービスを提供するレバテック株式会社(東京都渋谷区)が実施した「ITエンジニアのAI活用」に関する実態調査によると、実に約6割のエンジニアが職場で「AI格差」を実感していることがわかりました。調査から見えてきたITエンジニアの「AI格差」の実態と、今後求められるキャリア防衛策について深掘りします。

調査は、全国の20~50代のITエンジニア572人を対象として、2026年5月にインターネットで実施されました。

調査によると、職場でAI活用スキルによる「AI格差(※)が生まれている」としたITエンジニアは59.3%に達しました。

これを年代別で見ると、特に20代(67.4%)で高くなり、若手エンジニアほど日々の業務の中でAIスキルの違いを実感していることがわかりました。

(※)AI格差:AIの活用能力の差が、業務評価・年収・キャリアなどの処遇の違いにつながっている状態

「実際に格差を感じる場面」としては、「担当できる業務範囲の差(上流工程・意思決定への関与など)」(51.3%)、「成果の評価・昇進スピードの差」(39.5%)、「アサインされる業務レベルの差」(32.4%)が上位となり、AI活用能力の差は単なる作業スピードの違いにとどまらず、アサインされる役割やプロジェクト内の裁量権、さらには社内での評価やキャリア格差へと繋がり始めていることがうかがえます。

さらに、今後、AIを使いこなせるエンジニアとそうでないエンジニアの間で「年収格差が拡大する」と答えた人は全体の65.0%となりました。

これも年代別では20代の71.5%が格差拡大を予想しており、AI活用の可否が今後の市場価値や報酬を大きく左右するという危機感が、若手を中心に広がっていることが浮き彫りとなりました。

AI技術への理解だけでなく、実際の業務改善や新サービス創出につなげられる人材への需要が急速に高まる中、今後は「AIをいかに業務へ適用できるか」がエンジニア個人の市場価値を左右する重要な要素になると見られています。同時に、企業側にはエンジニアのAIスキル習得支援や、その成果を正しく還元する評価制度の構築が求められています。

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