野菜畑に作られたヒバリの巣に、SNS上の注目が集まっている。
香川県高松市の農家、amyu farm(@amyu_farm)さんが、ナスの株元に作られたヒバリの巣を発見。「明日農薬予定です。この子たちにかけるなんてできない」という言葉とともに、マルチシートの隙間に作られた小さな巣とひなたちの姿を紹介したところ、4100件を超える「いいね」と、鳥の生態や保護に関する多くのアドバイスが寄せられた。
小さな命を守るために奔走した10日間の舞台裏について、amyu farmさんにお話を聞いた。
――巣を見つけたときの状況は
amyu farm:発見時には、すでに卵がありました。ヘビの卵かな?とも思いましたが、悩んでいるうちに産まれたんです。ちょうど農薬散布の時期で本当に悩みましたが、どうしても彼らの成長を邪魔することができませんでした。幸いなことに、天候の影響で農薬散布を見送ることになり、その間にひなたちが成長してくれました。
――見守る中で工夫された点は?
amyu farm:ナスの葉が天敵のカラスなどからの目隠しになると思ったので、その株だけは「葉かき(余分な葉を取る作業)」を控えるようにしました。親鳥が排泄物を運び出し、巣を清潔に保つ愛情深さには本当に感動しました。
――ヒバリは旅立ちましたか?
amyu farm:孵化からちょうど10日目に、無事に巣立っていきました。残念ながら産まれなかった1つの卵は、おばあちゃんの家の花壇のそばにそっと埋めました。今は寂しいですが、小さな子たちが必死に生きていることを愛おしく思いました。
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投稿には「元鳥獣保護管理員です。人間の匂いは気にしなくて大丈夫」「ヘビに食べられないか心配」「ナスもヒバリも無事に育ってほしい」などのコメントが寄せられた。
農家としての責任と、目の前の小さな命の大切さ。その狭間で揺れ動きながらも、最後までヒバリの親子に寄り添い続けた10日間の記録は、多くの人々に感動を届けたようだ。
▽amyu farmさんThreadsアカウント
https://www.threads.com/@amyu_farm