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ボールペンの先端から伸びる芯みたいなもの 微細なバネは文具メーカーの創意工夫の結晶だった 「わたしは神経と呼んでます」「ミリ単位のインフラだ」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

ボールペンの先から出てきた謎の細い金属がSNS上で大きな注目を集めている。

「ボールペンから細い芯みたいのが急に出てきた。引っこ抜いても使えるかなぁと試してみたらどんどん伸びてちょっと怖い。 こんな壊れ方するの初めてでびっくり。」

とその模様を紹介したのは瑛司さん(@okiterueiji)。

このボールペンはパイロット社から発売の「ジュース 05 極細」。同社のホームページによると希望小売価格132円で「好みや用途にあわせて選べる。豊富なラインナップが魅力のゲルインキボールペン」だということだが、この芯状の正体はいかに?

瑛司さんにお話を聞いた。

ーー今回の投稿のきっかけについて。

瑛司:元々描きづらかったボールペンの先から突然短い針金が出てきました。すぐに抜けるだろうと思い、ハサミで摘んで引っ張ったところ、思いの外長く伸びたことが面白くてポストしました。

ーー芯の正体は?

瑛司:これはボールを押し出すバネらしく、蓋が無いノック式のペン先が乾かないように工夫されているようです。紙の上に残っていた小さなボールにも気づいた時、身近な物の繊細な工夫に感動しました。

ーーご投稿に対し大きな反響がありました。

瑛司:ペン先のボールが取れて壊れただけのつもりでポストしたところ、想像力豊かなリポストを皆さんがしてくださっていて、とても楽しかったです。「その神経を抜くと目が見えなくなるよ」という今は聞かないような一昔前の噂にも触れることができ、懐かしい気持ちもあります。

◇ ◇

SNSユーザー達から
「わたしもなったことあります。わたしは神経と呼んでます」
「三菱鉛筆とかのシグノ・ジェットストリーム系でよくあるやつで、ペン先のボールをインクに押し付けて漏れを防ぐための部品なんです。ボールが外れるとバネの端が『針金みたいに』飛び出してきます。怖い見た目だけど、完全に故障してる状態なので…もうお疲れ様です(笑)」
「ボールペンから内部のバネが飛び出しただけで、『寄生虫だ』『未知の生物だ』とタイムラインがパニックになっていて少し笑ってしまった。あの不気味に伸びる細い糸の正体は、ペン先の極小ボールを下から支え、滑らかな書き味を死守するための微細なスプリング。日本の文具メーカーが異常な執念で組み込んだ、ミリ単位の『インフラ』だ。」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。

身近で安価な商品にもこめられているメーカーの創意工夫。読者のみなさんはこの「芯」の役割を知っていただろうか?

【瑛司さん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/okiterueiji

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