婚活中の女性のみなさんは、「もっと痩せないと選ばれないかも…」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。株式会社IBJ(東京都新宿区)の研究機関『IBJ結婚みらい研究所』が実施した「体型(BMI・体重分類)と成婚率の相関関係」に関する調査によると、「痩せているほど成婚しやすい」という現代の“痩せ志向”を覆す興味深いデータが明らかになりました。
調査は、同社が運営する『IBJ結婚相談所ネットワーク』の成婚退会者・退会者の女性3万3925人(成婚9543人、退会2万4382人)および男性2万8090人(成婚9569人、退会1万8521人)を対象としてインターネットで実施されました。
まず、男女別に「BMI(体格指数)と成婚率の関係」を見てみると、男性の場合は、BMIが「20〜22」(38.3%)の標準体型で最も成婚率が高く、そこからBMIが上がる(太る)につれて成婚率が低下していくという、体型が結果に直結しやすい傾向が見られました。
一方で、女性の結果は全く異なります。
モデル体重や美容体重とされる「BMI18〜20」(27.1%)の層が特別有利ということはなく、健康体重とされる「BMI22~24」(30.1%)の方が成婚率は高くなっています。
つまり女性の場合、「痩せているから結婚しやすい」「少しふくよかだから不利になる」ということは、ほとんどないのです。
次に、実際に成婚した女性たちの「体重」に注目してみると、成婚した人の約6割は「45kg〜54kg」のゾーンに集中していますが、これは日本の成人女性の人口分布としても自然なボリュームゾーンです。
注目すべきは、「44kg以下」(30.4%)のスリムな層から「65kg以上」(31.2%)の層まで、どの体重帯であっても、成婚率は30%前後の安定した水準を維持しているという点です。
このデータから、「〇kg以上だとマッチングしにくくなる」といった、いわゆる“足切りライン”のようなものはデータ上存在せず、幅広い体重の方がそれぞれ素敵なパートナーを見つけていることが示されました。
では、なぜ私たちは「痩せなきゃ」と思ってしまうのでしょうか。
その背景には、メディアやSNSが発信する「細身=美しく、魅力的」という価値観の影響があります。自分磨きや自己実現の手段としてダイエットに励む女性は多いですが、それによって作られた「痩せている方が婚活でも有利なはず」という思い込みと、「結婚相手としての内面や相性を重視する」という実際の婚活市場の評価軸との間には、大きなギャップがあるようです。
昨今は外見至上主義(ルッキズム)への見直しも進んでいますが、この調査結果はまさに「結婚において大切なのは、目に見える数字(体重)だけではない」ということを証明してくれています。
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【出典】
▽IBJ結婚みらい研究所/「痩せ=モテる」は本当か。データで読み解く、過度なダイエット信仰と女性の成婚率
https://www.ibjapan.jp/mirai-lab/seikon-hakusho/738/